運命の一着を選ぶウェディングドレス&タキシードの試着。
たくさんの衣装を着られるのは楽しいけれど、最後にはどれにするか決めなければなりません。
似合う似合わないのアドバイスも欲しいとなると、誰と行くかも迷ってしまいますよね。
私は夫と行きましたが、後悔のないドレス選びができました。
なぜなら夫がとても付き添いに向いているスタンスだったからです。
この記事では、そのほかにも最終フィッティングは何日前に行けばいいの?試着ができる回数は?などの疑問も解決します!
結婚式についてもっと詳しく知りたい方には、こちらの記事で一から十まで解説しています。
ウェディングドレス選びは誰と行く?
ウェディングドレス選びには誰と行くのが一番いいのでしょうか?
ドレスショップへは、彼氏だけでなく、自分の親や姉妹、友達を誘うこともできます。
ドレス選び自体を楽しむのなら、気心の知れた人、誰と行っても楽しいと思います。
衣装の相談なら、経験豊富なスタイリストさんを頼ることもできるからです。
でも、一緒に行く人からもアドバイスが欲しいという場合は、連れて行く人は慎重に選ばなければなりません。
付き添いに向いている人
ドレス選びの付き添いに向いているのは、客観的な意見が言える、ただし結論は言わない人です。
新婦の私はファッションセンスもないし、なかなか決められない極度の優柔不断でした。
ドレス選びでも優柔不断花嫁 VS 的確アドバイスマン旦那&スタイリストさんの構図です。
めちゃくちゃ悩んで、どっちがいいと思う?と何度も聞きましたが、
夫は「このウェディングドレスはここが良い」とかは言ってくれても、「どっちを選んだほうが良い」ということは絶対に言いませんでした。
スタイリストさんも同様で、どのウェディングドレスが一番似合うかを明言してはくれません。
花嫁が自分で決めないと後悔しちゃうと思って
確かに流されて決めるのはよくないか
夫は、私が決断してから、「俺もそっちがいいと思ってた!」と答えてくれました。
選んだドレスはこの記事の最後に紹介しますが、今となってはこれ以外には考えられない運命の一着でした。
きちんと自分の意思で決めたからこそ、ドレス選びには数年経った今でも後悔がありません。
ドレス選びに一緒に行くのは、どのウェディングドレスを選ぶかという大事な決断を、完全に花嫁にゆだねられる人が適任です。
その一方で、一着一着のウェディングドレスに対する印象は、客観的な目線でアドバイスできる人が、付き添いに向いている人です。
スタイリストを味方にしよう
ドレス選びには、スタイリストさんとのコミュニケーションも大切です。
私たちにも、ずっと同じスタイリストさんが担当として付き、毎回色々な提案をしてくれました。
私が最終的に選んだドレスは、自分だけでは絶対に選んでいないデザインのドレスです。
スタイリストさんが「これ似合うと思って!」と持ってきてくれて、いざ着てみると、かなり気に入ってしまいました。
ドレス選びでは、スタイリストさんと良い関係を築くのが失敗しないためのポイントです。
スタイリストさんの提案力を引き出すためにも、試着したウェディングドレスのどの部分を気に入っているのかについては積極的にスタイリストさんに伝えましょう。
却下したウェディングドレスについても、気に入らなかった点を伝えておくと、次回に生かしてもらえます。
ドレス試着の回数や流れ
ドレス選びはいつから?
ドレス選びの開始時期は、打ち合わせよりも早かったです。
私たちは、挙式のみの結婚式でしたが、契約が挙式3ヶ月前で、契約したらすぐ、来週にドレスショップへ行くよう言われました。
衣装を先に決めないと、雰囲気がわからないのでブーケなど挙式の打ち合わせができないそうです。
ちなみに、この時すでに披露宴ありの花嫁はドレスを選び終えている時期です。
ドレス重視なら、挙式だけの場合でも早めに動いておくのがおすすめです。
ドレスショップに行ったのは5回で、スケジュールは以下の通りです。
時期 | 新婦 | 新郎 |
挙式3ヶ月前 | ウェディングドレス選び | タキシード選び |
ウェディングドレス選び | ||
挙式2ヶ月前 | タキシード選び | |
挙式2週間前 | 小物合わせ&メイクリハ | |
挙式1週間前 | 最終フィッティング | 最終フィッティング |
2回目が新郎新婦同時じゃなかったのは、候補のタキシードが本番中で試着ができなかったためです。
最終フィッティングは、この時の体型をもとに最後のサイズ調整がされるので、挙式の2、3日前が理想です。
しかし、私たちは有給の関係で1週間前にしました。
試着は何回できる?
新郎新婦2人とも、2回試着をし、どちらも計6種類の衣装を試着しました。
後付けのリボンなどアレンジもあったので、体感としては結構な種類を試せた印象です。
試着するドレスの選び方ですが、私はドレスの知識がないので、カタログから好きな系統のウェディングドレスを伝えました。
すると、スタイリストさんが、好みを考慮して似合いそうなウェディングドレスを裏から何種類か持ってきてくれるというやり方でした。
ドレスショップによっては、たくさんのドレスを自分で直接見ながら選べるところもあるそうです。
新婦は特典でドレスの金額を気にしなくてよかったのですが、新郎は何も伝えないとプラス料金がかかるタキシードしか用意されていませんでした。
後述しますが、金額に希望がある場合は、事前に伝えておくとスムーズです。
試着後はキープ代として、1万円をウェディングドレスの内金として支払いました。
タキシードも別で内金1万円必要で、プラン内で収めたら挙式代金から相殺だそうです。
ちなみに、やっぱり今までに着た他のウェディングドレスがいい!とか、
選び直したい!となった場合は、空きがあれば電話での変更も受け付けてくれるそうです。
それでもお気に入りが見つからないという場合、通販だと格安でウェディングドレスを手に入れる事ができます。
試着時の服装や髪型は?
試着時の下着は、ドレスショップで試着用のブライダルインナーが用意されていました。
式場にもよると思うので確認したほうがいいでしょう。
試着から用意しなければならない場合や、共用のインナーが嫌な場合、ネットで購入すると、ドレスショップより安く購入することができます。
髪型は、私は適当に下ろしたまま行ってしまったのですが、スタイリストさんが簡単にアップスタイルにまとめてくれました。
花嫁のウェディングドレス選び
まずは、新婦である花嫁が運命の一着にたどり着くまでのウェディングドレス選びレポートです。
ウェディングドレスのデザインやブランド
私の実際の試着レポートの前に、ウェディングドレスについてサラッとまとめましょう。
ウェディングドレスのデザインの種類は本当に多種多様です。
シルエットや胸元のデザイン、生地の違いから選ぶこともできますし、ブランドを挙げて希望することもできます。
シルエットは以下の5種類が主な種類です。
・Aライン
上半身はすっきり、ウエストから裾がゆるやかに広がる
・プリンセスライン
ウエストから大きくふんわり広がるお姫様のような印象
・マーメイドライン
人魚のようにぴったりフィットし、膝下から広がる
・エンパイアライン
胸の下から切り替えがあるクラシカルな印象
・スレンダーライン
スカートの広がりが少なく細身でスタイリッシュな印象
胸元だけに注目しても、結構違いがあります。
- 胸元がまっすぐのストレートカット
- 胸元がハート型をしたハートカット
- 肩は露出するけど二の腕は隠すオフショルダー
- 長袖でクラシカルな印象のロングスリーブ
- 肩を隠す半袖ににふんわりとした丸みのあるパフスリーブ
生地によってもウェディングドレスの印象はガラリと変わります。
- 高級感のあるミカドシルク
- 光沢感のあるシルクサテン
- やわらかい印象で透け感のあるチュール
- エレガントな印象のレース
ウェディングドレスの色味も、純白のホワイト、肌馴染みがいいオフホワイト、淡く黄色味がかったアイボリーなどがあります。
同じ白色でも結構違ったよ!
ウェディングドレスのブランドも多岐にわたります。
一例ですが、人気なのは以下のようなブランドです。
- YUMI KATSURA(桂由美)
- JILLSTUART(ジルスチュアート)
- HATSUKO ENDO (ハツコエンドウ)
- ANTEPRIMA(アンテプリマ)
- L’ATELIER MARIAGE(ラトリエマリアージュ)
人気ブランドや海外のインポートドレスを選びたいなら値段が高くなりがちなことに注意してください。
痩せすぎ華奢体型
当時の私の身長体重は、155cm45kgです。
痩せ型で、周りの人にガリガリだけど大丈夫?と心配されるほどでした。
なので、ブライダルインナーも細めを用意されたのですが、ちょっと苦しかったです。
インナーをつける時に見栄を張って細くしようと無理すると、後で困るので素直にしていた方がいいです。
結婚式本番は長丁場だから無理しない!
また、痩せすぎは筋肉が足りていない可能性があるので、食事と筋トレで体重を増やしていくのもおすすめです。
こちらは私のおすすめのボディメイク本です。
挙式プランでは特典でウェディングドレスの上限金額をフリーにしていただけたので、プラス料金を気にせず選ぶことができました。
ウェディングドレスの下にはパニエが入っているので、ふんわり感がすごかったです。
初回は2種類のウェディングドレスで迷いました。
チュールみたいな生地のウェディングドレスと、胸元がレースデザインのウェディングドレスです。
迷いましたが、シルク生地の高級感が決め手になり後者に決定。
2回目は前回キープのドレスと、その他2種類を試着しました。
結局、ディズニーに出てくるお姫様みたいなオフショルダーのウェディングドレスに決定してキープを変更し、これで最終決定になりました。
胸元が浮くのをカバーするオフショルダー
選んだウェディンドレスの決め手がいくつかあります。
試着した結果、ビスチェタイプのウェディングドレスは、痩せ型だと胸元が浮くのが気になりました。
胸が小さい貧乳の部類に入る私がビスチェタイプを試着すると、胸元がちょっとパカパカする感じがして不安でした。
特に横から見た時の胸元の浮き方が顕著でした。
デコルテの貧相さが悪目立ちするような…
一方、オフショルダーのドレスはデコルテの露出をカバーできるので、痩せ型に似合うと思います。
とはいえ他のデザインでも、ブライダルインナーの補正力でカバーすることもできますし、ドレスが決まれば本格的なサイズ調整で自分の身体にぴったりフィットさせることができます。
スタイリストさんに相談して工夫すればずれる心配もいらないので、自分の着たいデザインを選ぶ方がいいでしょう。
また、私は童顔でもあるので、生地が高級感のあるサテンだと、子供っぽくなりすぎず、上品な雰囲気が出たのも決め手です。
後ろ姿も重要な決め手で、大きなリボンにプラスして、背中に1列並んだくるみボタンがとても可愛かったのが印象的です。
シルクレースも良かったのですが、上品な中に可愛らしさのあるほうが私の好みに合いました。
旦那のタキシード選び
次は新郎のタキシード選びのレポートです。
夫のタキシードは、プラン金額が5万円に設定されており、これを超えるとプラス料金でした。
夫の場合は、私服の様子や体型を見て、スタイリストさんが候補を持ってきてくれました。
上記の新婦とツーショットの写真をご覧ください。
初回は、ダークな色味が好きな夫なので、白色以外のタキシードを試着しました。
グレーの系統が多かったですが、同じ灰色でも明るさで印象は変わります。
また、ダークグリーンのタキシードも試着しました。
深い緑色は英国紳士を思わせるエレガントな色合いで、これまた素敵でした。
2回目の試着で着たのが以下のタキシードです。
プラン内の衣装は人気なようで、1種類しかありませんでした。
私が一度だけでも見てみたいと言った、真っ白なタキシードが用意されていました。
蝶ネクタイかアスコットタイかだけでも印象が結構違います。
唯一のプラン内、フロックコートを思わせる長め丈のグレーのタキシードに決定しました。
タキシードにお金かけなくていいよ!
新郎の小物合わせはこの時に決めました。
蝶ネクタイではなく、アスコットタイを選びました。
運命の一着決定!
悩みに悩んで決めたウェディングドレス&タキシードが以下です。
ウェディングドレスの生地は、たしかミカドサテンを使っていて、高級感のある質感が素晴らしかったです。
残念なのが、スタイリストさんと会うのは、最終フィッティングが最後になってしまうことです。
挙式準備では一番お世話になったからちょっと寂しい…
ドレスが決まったあとは、ネイルを自分で用意しました。
結婚式では指輪の交換など、手元がアップになる写真の撮影機会も多いです。
私は簡単に着け外しができるネイルチップを選びました。
ネットで買えるネイルチップ屋さんでおすすめなのは【ミチネイル】です。
ネイルチップは1000種類以上と豊富に用意されているので、見ているだけでも楽しくなります。
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