結婚=子どもではなくなった今の時代、子どもをもつかどうか悩む人も多いのではないでしょうか。
産むんじゃなかったと後悔しないように、妊活前に真剣に考えておきたいところです。
今回は、子どもをもつメリットとデメリットについて、改めて整理してみました。
出産や子育ては怖くて不安にもなりますが、子どもがいるからこそ経験できることもたくさんあります。
いっぱい悩んで、後悔のない選択をしましょう!
子どもを作るか悩む
私も子どもを作るか悩んで色々と調べましたが、子どものいる人生も、子どものいない人生も、どちらも楽しそうに見えました。
ずっと考えていると、私の悩みは、子どもを産むことや、子育てへの不安から生じることに気づきました。
子どもを産むのが怖い
まず、子どもを産むこと自体に恐怖を感じてしまいます。
子どもが心身ともに五体満足で生まれるとは限りません。
発達障害など医学的に原因が解明されていない障害も多く、どれだけ注意しても、一定確率で子どもが障害を持つ可能性があります。
私が子どもを作るか悩んだ一番の理由はこれです。
このブログでも書きましたが、私の両親はともに精神障害者です。
私には今のところ遺伝していませんが、孫、つまり私の娘に隔世遺伝しないとも限りません。
精神障害者は知的や身体とも違う障害ですが、私は障害者と暮らす苦労を身をもって体験しました。
愛情があればなんとかなる!なんて言える人生ではなかったな…
そのほか夫は、私の身体も心配していました。
私は体が弱く、体力も普通の人より無い貧弱です。
無事に出産を終えられるか心配…
出産は何が起こるかわかりません。そのままもう会えなくなってしまうなんてこともありえます。
交通事故と違って望んで妊娠している分、たちが悪いです。
無事に産めたとしても、人間を出すわけですから心身はボロボロになることでしょう。
もう卵で産んで育てたい…
子育てに不安がある
子どもは産んで終わりではなく、むしろそこからが本番です。
出産同様、子育てだって経験がないのですから、何が起こるかわかりません。
大変そうなのは街で見てるだけでも伝わってくる
もともと子ども嫌いの人が、子煩悩になるケースがある一方、
子ども大好きで待ち望んでいた人が、子育ての大変さに押しつぶされて病んでしまうケースだってあります。
それに衣食住を満たせば良いだけでなく、教育についても考えなければいけません。
子どもが犯罪者になる可能性だって、0ではないのも怖いところです。
子どもがちゃんと育ってくれるかも心配ですが、私は気力体力が持つのか、自分自身にも不安があります。
共働きだと絶対倒れる自信がある
子育てはデメリットしかない?
出産も子育ても怖くて不安でいっぱいです。
子どもがいない方が幸せな人生を送れるのでしょうか?
まずは子どもがいることで生じるデメリットを整理してみましょう。
お金と時間がかかる
子ども、つまり一人の人間を育てるには、もちろんお金がかかります。
教育費と養育費は、一人あたり2,000万円〜4,000万円程度の費用がかかるそうです。
お金を優先して仕事を頑張ると年齢を重ねて高齢になる一方、
妊娠出産を優先すると、子どものやりたいことを制限せざるを得ないというジレンマに陥ります。
仕事のキャリアに影響する
私は、仕事で病みかけていたこともあり、退職して今は専業主婦をやっています。
雰囲気的に、妊娠出産に向かない職場だったのも原因です。
昭和気質で上司は自席で喫煙してたからね…
転職したいと思っても、産休や育休の関係もありタイミングが難しいです。
一方、バリバリ仕事をしている方は、仕事のキャリアも気になるところですよね。
時間や労力をかけてやっと就いた今のポストが維持できるか不安になる人も多いです。
夫婦2人でしかできないことがある
子どもがいるとできないこともあります。
なぜなら、何事も子ども中心のスケジュールになるからです。
子どもが小さいうちは、夜にふらっと出かけることも難しいでしょう。
ライブに行ったり、趣味を楽しむのも、夫婦間で役割調整が必要になります。
できることなら、妊娠前に夫婦2人だけの生活を楽しむ期間をとりたいところです。
20代前半で結婚してたら絶対に妊娠は数年先延ばしにしてたと思う!
子どもがいないうちに、子ども厳禁の旅館やホテルを楽しんでおくのもおすすめです。
生まれたら10年は行けないだろうね…
修学旅行に合わせて行くしかないかも!
今しか泊まれない、高級宿を探すなら、一休.comで利用するのがおすすめです。
厳選された全国各地の旅館やホテルがたくさん掲載されています。
日本の将来への不安
自分たち自身に対する不安だけでなく、日本の社会環境への不安もたくさんあります。
子どもの扶養控除は削除され、出てくる子育て支援策も満足のいくものではありません。
加速する高齢化社会、政治不安や年金の心配、マイナス面のニュースも多く、今後の社会生活への希望が持てません。
日本が将来的に衰退してしまうのではないか、という不安を感じる人も増えてきています。
子どもを産みたい理由
ネガティブな理由ばかりを先に並べてしまいましたが、それでも子どもを産みたいと思う理由も整理してみましょう。
子どもの顔が見たい
自分と旦那さんの間に生まれる子どもの顔を合成アプリで作ってみたことはありませんか?
顔だけじゃなく、性格もどんなところが似たりするのかな?と興味がわきます。
旦那の遺伝子を残したい
惚気ですが、私の夫は完璧超人です。
こんな人間の遺伝子をここで終わらせてしまうなんてもったいない!
義両親の育て方もあるとは思いますが、夫のような人が家庭にもう一人いたら幸せだろうなと思ってしまいます。
理想の家庭を作りたい
言い方は悪いですが、私は育成系シミュレーションゲームが大好きです。
オタクなので、インタビュー記事を読むのも大好きです。
この人はどうしてこんな考え方をするようになったんだろう、
どうやって育てられたらこんなに素敵な人生を過ごせるんだろう、
なんていう風に人のルーツを探るのが大好きです。
子どもに強要し過ぎるのはいけないですが、学んだことを活かして色々と試行錯誤して子育てしてみたいです。
今までの人生を反面教師にして、幸せな家庭を作りたいという思いも強いです。
生活に変化が出る
子どもを育てるとなると、周りの人との関わりが欠かせません。
保育園や幼稚園の先生、子どもの友達家族など、子どもがいるからこその人間関係が新しく作れます。
私もうまく交流する自信はまったくありませんが、ママ友ができたりするのでしょうか?
行動範囲も、現在とは違ったところになるでしょう。
夫婦2人だけだと行かないような、各地のレジャースポットにもたくさん行けます。
親が喜ぶ
私たちは、お互いの両親に子どもを強要されたことはありません。
義母には、「それぞれの楽しさがあるから好きなようにしたらいいよ。そもそも授かり物でもあるんだし。」と言われています。
実父は、私が強く望まないとなれば、納得はしてくれそうです。
でも病気の隔世遺伝を心配しつつ、やはり孫の顔を見てみたいという気持ちは強いようです。
小さい子ども連れをみて、俺はあんなふうに子育てしてあげられなかったと悲しそうにしているのを見ると、心に来るものがあります。
配偶者がいなくなった時の心の支え
子どもがいることで、老後の心の支えになります。
決して子どもに老後の面倒を見てほしいというわけではありません。
それは親から子どもに強制するものではなく、子どもの意思に任せるべきだと思っています。
身体ではなく、心の支えとして子どもの存在は大きいだろうなと思っています。
私は現在、夫と父親の二人が心の支えになっているという自覚があります。
でも、父親は寿命で先に亡くなると、夫一人に依存してしまうことになるでしょう。
もし万が一旦那さんの身にまで何かあったら、私は後追い自殺する未来しか見えません。
実際、妻に先立たれた私の父親も、私がいるからこそ頑張って生きているんだろうなという様子が見てとれます。
父親が、私のために一人になっても頑張っきたのを見てきたからこそ、誰かのために頑張る力の強さを実感しています。
子どものいない人生は後悔する?
子どものいない人生って後悔するのでしょうか?
最近では、子どもを作らない選択肢も広がってきています。
ずっと夫婦円満でとても楽しそうに毎日を過ごしていて、それもいいなと思います。
子どもがいる生活も苦労はあるけど、楽しいことも同じかそれ以上にたくさんあるように感じました。
それぞれいいところがあるから比べるものじゃないね!
私たち夫婦は、悩んだ結果、妊活を始めることにしました。
現在の二人きりで過ごせる時間は少し名残惜しいですが、年齢もあるので、妊活を優先することにしました。
子どもがいても、20年もすれば独り立ちして、夫婦二人の時間も戻ってきます。
一番考えたのは、どうなったら最も後悔するか、ということです。
子育てに関する賛否の意見を知って、子どもを持つ覚悟はできた。
せっかく子どもをつくるチャンスがあるなら、チャレンジはしてみたい。
挑戦しないまま、数年経ってからやっぱり子どもめちゃくちゃ欲しかったんだ…となっても、私の年齢では手遅れです。
以前に妊活しても子どもが出来なかったという事実が残っていれば、将来、後悔よりも納得が先にきそうでした。
もしあの時妊活してたら出来てたかもなのに…ってなるのが怖かった
何もしてないまま諦めるより、妊活してたけど無理だったの方がまだ諦めがつくかもね
恵まれなかっただけだって、神様のせいにできる!
産むんじゃなかったと後悔しないために
結果、私は一年半の妊活の末に、妊娠することができました。
でも、産むんじゃなかったと後悔しないように、妊活中からずっと気をつけていたことがあります。
私が過去の経験から一番怖かったのは、子どもが障がいを持ってしまうことでした。
どう頑張っても、避けられないことはあるだろうし、もし障がいを持ったとしても責任を持って育てないといけないことに変わりはありません。
でも、もしそうなったときに、メンタルを保てるように対策だけ立てておきました。
ここまで頑張って障害が出たのならこれはもう運命だ、と言えるくらい後悔しない生活を送りました。
真相は不明ながらも、これが発達障害などの原因になるかもと言われていることは避けるようにしたのです。
妊活中からしっかり栄養を摂り、妊娠中にも生ものは絶対に食べませんでした。
あの時あれやっちゃったのが原因なのかな…と思わなくて済むように頑張った!
かなり気をつけていたものの、妊娠発覚数日後に実父が交通事故にあい、莫大なストレスがふりかかってしまいました。
これが胎児の心身に影響したらどうしようと、かなり泣きじゃくったのは今でも忘れられません。
今は生まれて一年が過ぎましたが、障害というほどの発達への大きな影響は見られないままです。
ですが、言葉が他の子より遅かったりすると、私はすぐに「やっぱりあの時のストレスが悪影響及ぼしてたりするのかな」と不安になるので、
事実として因果関係は不明ながらも、他のことでは自分を責める原因を潰しておいたのはよかったです。
父が車にひかれてさえなければ、何の後悔もない妊娠生活で成長を不安に思うこともなかったのに…
青信号の横断歩道でひかれるとは思わないよね…
おそらくはたから見れば、私は神経質なくらい気をつけていた方だと思います。
でも、私は気をつけていない方が気に病んでしまうのです。
どこまで何を許容するかは、人によるので、自身の負担にならない範囲で、どうするかは決めてみてください。
子どもを作るかどうかは、そう簡単には決められないことです。
こちらの記事では、子どもをどうするか決めるためにした実際の具体的な行動を書いていますので、参考にしてください。
悩んでばかりだと気が滅入ってしまうので、気分転換に今しかいけない子ども厳禁のお宿で休息してくださいね。
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