まだ子ども迷い中だった頃、新婚旅行までに妊活するかの結論は出すとして、とりあえずブライダルチェックを受けてました。
しかしながらブライダルチェックって調べると値段が高い。
万単位でお金がかかります。
まだ絶対に子供が欲しいと決心がついたわけでもないのに、数万円はなかなか踏ん切りがつきませんでした。
それでも調べようと思ったのは、元から生理不順などで不安があったのと、
もし身体になにか重大な問題点が見つかった場合に、
まだ本格的に妊活を頑張る前の方がダメージが少ないんじゃないかとも考えたからです。
以前に自治体の補助で風疹の抗体だけは調べています。
そのほかをどうするべきか…生理周期も安定せず、不安なことは多いので、ひとまず病院へ行ってみることにしました。
その時の私の状況は、生理不順が気がかりで、一年ほどピルを飲んでいたのを辞めて1ヵ月ほど様子を見ているところでした。
ブライダルチェックの内容決め
産婦人科は、妊娠したらここに行くだろうなっていう所を選びました。
候補は2つあって、一つは総合病院、もう一つは個人経営の産婦人科でした。
総合病院の方は、乳がん検診で引っ掛かった時にそこを選んだので、
今回は個人の産婦人科の方に下見がてら行きました。
ドキドキしながら問診票にブライダルチェック希望と記入。
ちなみにその病院は、ブライダルチェックのコースは内容が決められているわけではなく、先生と相談して決める形でした。
診察室に入ると、先生は
「どこまで検査する?」と。
主なブライダルチェックの項目
- 内診・超音波検査
- 子宮頚・体がん検査
- 性感染症(おりもの)検査
- 血液検査
- ホルモン検査
- AMH(卵巣年齢)検査
- 風疹抗体検査
問診してたら体調面に少し不安があったので、保険適用の3割負担でできる項目もありました。
上から順に内容の選択可否を説明しますね。
内診と超音波検査は体調面に不安ありだったので受診。
子宮頸がん検査は未経験同士なら検査しなくていいんじゃないかと思っていたのですが、
「市区町村の補助で1,000円でできるからやっときなさい。相手が本当に初めてか保証はないよ。」というアドバイスでした。
あとはおりもの検査を受けました。
検査したのはこれだけです。あとは選ばなかった理由です。
お互い性的な面では初めて同士なので感染リスクが低く、省いてもいいかなってところは省きました。
血液検査は、もともと私は貧血や甲状腺に不安があり、すでに内科にかかっていたので、その結果を見せたら省いてくれました。
B型肝炎、C型肝炎、梅毒らへんは妊娠してからも検査するとのことで省きました。
というかこれ、実は私の市区町村では保健所で無料で検査できます。
事前に検査しておいた方が安心ではあるので、気になる方はお住いの市区町村のホームページを探してみてください。
ホルモン検査は、高温期が安定しにくく黄体期が短くなりがちで、黄体機能不全を疑って心配でした。
しかし、今検査しても、妊活するのは数か月後だし、数値が悪かったとして、
まだホルモン補充療法などまでする心構えが無かったので、省きました。
新婚旅行が終わって妊活を本格的に始める時にまた調べればいいかと。
AMH(卵巣年齢)検査も興味はあったのですが、検査するしないで私たち夫婦の行動が変わることは無いなと思ったのでこれも省きました。
たとえ数値が悪かったところで妊活を新婚旅行前に前倒しすることは無いという判断です。
将来的に、もっと詳細な不妊検査を検討したときに受けようと思います。
最後に、風疹抗体検査は別で市の補助を使って無料で受けています。
私が受けた検査
- 内診・超音波検査
- 子宮頸がん検査(市区町村の補助で1,000円)
- 性感染症(おりもの)検査<
初めての内診、服装など受け方
初めての内診台は怖いイメージでしたが、そこまで痛みもなくあっさりと終わりました。
ここは先生の腕にもよるみたいですね。
服装はスカートで行きました。タイツやストッキング、下着は脱ぐことになります。
子宮筋腫や子宮内膜症なども無く、綺麗だと言われてひと安心しました。
行った時はちょうど基礎体温がぐっと上がった日で、排卵日の予感。
先生に診てもらっても排卵したばかりみたいで、今日チャレンジしたら子どもができるかもしれないよと言われました。
新婚旅行前だったので何もしなかったのですが。
ブライダルチェックの検査結果
1週間後に再びおりもの検査などの結果を聞きに病院へ行きました。
何も問題なかったです。
手足が冷えて、手湿疹もずっと治らないという話をしたら、当帰芍薬散を飲むことをすすめられました。
一時期、市販のルビーナめぐりを飲んでいたこともあったのですが、やはり病院処方だとお安いですね。
子宮頸がんの結果だけは後日市区町村から郵送でした。
こちらも問題無しでした。
男性のブライダルチェック
夫の検査はまだしていません。
受けてみようかと言われているのですが、あえて受けていません。
調べなければ「子供が出来ないのはどちらのせいだ」ともやもやする心配がありません。
調べても喧嘩の原因になることは無いとは思うのですが、
相手のせいにする場合だけではなく、自分のせいだと自責の念にかられることも防いでいます。
シュレディンガーの猫理論ですね。
箱を開けなければ箱の中の猫が生きているか死んでいるかわからない。
私たちはまだ絶対に子供が欲しいという段階では無かったので、この方法を取りました。
本格的に妊活を始めれば、また他の検査をするかもしれません。
こういう考え方もあるということでご了承ください。
夫婦でブライダルチェックを受けたいという方は、男女ペアでの診療をしている病院もありますよ。
ブライダルチェックの感想
私はこのように、最低限のブライダルチェックで済ませました。
お医者さんの考え方によって受けるべき項目も変わってくるかと思います。
私は心配性なので、トキソプラズマとサイトメガロウイルスの抗体検査が気になっています。
トキソプラスマ
生肉や猫の糞便から感染。妊娠中にかかると胎内感染して水頭症などになる可能性が生じる。
既に免疫があるかを検査できる。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/chlamydia-std/392-encyclopedia/3009-toxoplasma-intro.html
サイトメガロウイルス
サイトメガロウイルスに感染した子供の唾液や尿から感染。
幼少時に感染して抗体を獲得している場合が多いが、妊娠中にかかると、子供が難聴になる可能性が生じる。
既に免疫があるかを検査できる。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/407-cmv-intro.html
参考ウェブサイトには公的機関のものを載せましたが、わかりやすいのでしたらこちらですね。
「知識こそワクチン」。母子感染により胎児に影響を与える感染症、正しい知識で予防して〜トーチの会
この二つも受けといてもよかったかな??と。
でも結局、どの時点でかかったかの目安にはなりますが、レア肉や猫との接触、土いじりなどに気を付けるという行動は変わらないんですよね。
妊娠しても検査するかは病院によるみたいです。
でもとりあえず今回は、病気など妊娠するにあたって問題がないかを調べられてよかったです。
私が受けたのは妊娠しても大丈夫な体かどうかを調べるだけのブライダルチェックで、妊娠できるかを調べる不妊検査とは言えません。
妊活開始までの時間的猶予と熱量などで、それぞれ今行うべきブライダルチェックの内容を決めるのもありかと思います。
ただ、がんなどの病気の検査だけは一通りやっておくことをお勧めします。
治療に時間がかかることもあるので、早めの行動をおすすめします。
本格的なブライダルチェックの話ではありませんでしたが、一つの参考になれば嬉しいです♪
行く前には、医療保険の検討もお忘れなく!
風疹の抗体チェックだけは事前に必ずやってくださいね!
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