妊活前に子供が欲しいか欲しくないかを考えたい

妊活したいしたくない夫婦の意見の違い

男女一人ずつ子供がいる4人家族。おやつを作って子供たちの帰りを待つ。

これが私の昔からの理想の家庭でした。

だったんですが、いざ結婚が本格的に現実化しそうになったころ、漠然とした不安に襲われました。

子供を産んでも大丈夫なのかどうか、節目の誕生日を迎えたら急激に怖くなって、泣いてしまうことが多くなりました。

わこぺ
わこぺ

後から考えたらピル飲み始めて情緒不安定が加速した説もあるんですが…

あとプロポーズ待ちの時間が長くて年齢を重ねるのが怖かったのもあります。

しかし、これをきっかけに楽しいだけの理想論ではなく、現実として、妊娠出産、そして子育てに向き合うようになりました。

目次

妊活前にまず夫婦間で意見の一致を

結婚したらそのうち子供をどうするか考えなくてはならない。

産むんじゃなかったと後悔しては子供にも申し訳ない。

妊娠したらその瞬間から一生の責任がついてまわります。

今はもう、結婚して新生活が落ち着いたら次は子供!という社会ではないと思います。

子なし夫婦という選択肢が当たり前にある社会になりつつあります。

妊活を始める前に、子供に関して夫婦間でお互いの意見が一致しなければなりません。

前述の件で不安になってしまった私が、当時彼氏だった夫に将来に対する気持ちを吐露したところ、

こぺん
こぺん

どちらの生活も楽しそうだし、本当に五分五分!

との意見でしたので、プロポーズを待っていた頃から、新婚旅行が終わるまでの間を使って、ゆるゆると考えていくことになりました。

ここに子供が欲しいか欲しくないかわからなくなってしまった私が、最終結論に至るまでに夫と話したことや考えが変わっていく過程を記しておきます。

何人家族が理想ですか??

まず、四人家族が理想だった私の考えはすぐに子供は一人に変わりました。

ここはまだこの問題を話し始めた当初にすんなりと変化しました。

もともと、私は一人っ子だったので兄弟姉妹はいたほうが寂しくないという理由で、子供は二人がいいと考えていました。

こぺん
こぺん

子供が一人でも、夫婦でめいいっぱい愛情を注げばいいんだよ!

という夫の意見に衝撃を受けました。

夫には兄がいるし、仲が悪いわけでもありません。

一人っ子の方が気楽だよとか、自由でいいとかの子供目線の意見ではなく、

親の子育て目線から、どうしたら寂しく思わせないかという観点の意見に驚いたことを今でも覚えています。

兄弟姉妹がいたとして、仲がいいとは限りません。

協力し合う場合もあれば、枷になる場合もあるでしょう。

実際問題、私の体力の無さなど他の問題点も浮上。

子供は一人で考えるのが、私たちにとっては現実的だなとなりました。

二通りの生活

何事を考えるにも、まずは知らねばならないと思って、Twitterでいろいろな方をフォローさせてもらってます。

そこで初めて知ったことも多々あります。

子供がいる生活風景

まずは子供のいる生活。

生まれたばかりでも結構それぞれ顔が違うこと。

赤ちゃんがいる生活の大変さと喜びを感じる瞬間。

保育園や幼稚園など社会の輪に入ると、また違った一面が見れること。

小学生、中学生と育っていくと、別の心配事が増えるけど、楽しみもまた増えること。

離婚の原因にもなりうること。

日に日に学んで成長していく姿に喜びを覚える姿が印象的でした。

子供のいない生活風景

そして子供のいない生活。

二人でずっと夫婦円満でいられること。

いろんなところへ旅行に出かけられて幸せいっぱいなこと。

いつまでもラブラブで、日々の生活を楽しんでいること。

同じ子なしでも、不妊治療の末なのか、元から希望してない選択子なしなのかでも、スタンスは変わってくるのが難しいところ。

どのような生活でも、それぞれの人生を満喫していて、一番大切なのは、後悔を残さない選択をすることなのかなと思いました。

子供を持つことについて、メリットデメリットの観点からの意見をまとめてみたのでこちらもご参考にどうぞ。

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子ありと子なし、色々な夫婦の考え方

周りの人にも聞いてみました。

子供が好きな人は、そんな前提から考えたことがなかったとのこと。

単純に子供が好きだし、子育ても楽しみ。

子供が嫌いだった人は、旦那さんが望んでたから産んだ。

自分の子はやっぱり違う。街中の子供をあたたかい目で見られるようになったと聞きました。

旦那さんもお友達に聞いてみたそうですが、夫婦どちらかが子供を熱望しているケースが多かったです。

私たちは、お互いが本当にどちらでもいい派。

妊活するかどうかの決断は困難を極めました。

妊活するか考えるために交流してみた

結婚してからは、旦那さんは私を子供に会わせる機会を増やしてくれました。

旦那さんは、もともと子持ちの友達の家に遊びに行くことがあったので、子供と身近に接する機会があります。

しかし私は子持ちの友達もいなく、親戚に会うこともない。

小さい頃は友達の兄弟姉妹と遊ぶことはありましたが、大人になってから子供と接する機会なんてありませんでした。

だから、そもそもで実際の子供がどういうものかよくわかってない。

何も知らない状況で子供が欲しいか欲しくないかなんて判断できるわけがない。

とりあえず、街の子供に目を向けてみました。

めっちゃ見ててごめんなさい…

わこぺ
わこぺ

ベビーカーめっちゃ楽そう!私も運ばれたい…

こぺん
こぺん

育てる方なんだから赤ちゃんの方羨ましがらないで…

なんて冗談を言いつつ、勉強していました。

また、ちょうど義兄に子供が生まれたので、帰省もかねて会いに行きました。

初めて間近で見る赤ちゃん。色々なことを知りました。

生後半年ですでに顔が義兄夫妻に似ていること。

本当によく泣くこと。でも思ったよりすぐに泣き止むこと。

意外と重いこと。

安心したら寝てしまうこと。

私たちの方を見ると泣くのに、義兄夫妻のほうをみると全開の笑顔で笑う姿はとても印象的でした。

他にも旦那さんは、友達との集まりで子供を連れてくる方がいる時、一緒に来る?と誘ってくれたりしてました。

残念ながら予定が合わず実現できなかったのですが…

実際に子供とする交流の機会は少なかったですが、Twitterでも子育てしてる方をフォローしてみたりしたこともあって、

恐怖より楽しみの方が優勢になり、子供がいる生活に考えが寄っていきました。

不妊治療はどこまで望むか

子供がいる生活も悪くないと夫婦間の意見が一致した後は、どこまで妊活を頑張るかについて相談しました。

ここも人によって考えがかなり変わる部分だと思います。

余談ですが、昔は不妊治療を妊娠しないように手術する治療だと思ってました…

わこぺ
わこぺ

まさか正反対の意味とは…そういう病院があるって知らなかった。

現状で妊活のためにできることを考えると、元から私は体調管理のために基礎体温を測っていたので、排卵してそうな日に頑張ってみる。

以上、一つだけです。

自己タイミング法っていうんですかね。

それ以上の妊活はどうするか。

どちらかが焦ってしまって、次第に気持ちがすれ違わないように、先に話しておきました。

結論として、私たちは人の手を加えてまでの妊娠は望まないことにしました。

あくまで私たちの一意見であり、不妊治療に臨んでいる方々を否定するものではないことをご承知ください。

自分の体調面にも不安があるし、自然妊娠するのが難しい体に手を加えて母子になにかあったら後悔が残るという考えです。

こぺん
こぺん

もともと体弱い方だから心配…

サプリや漢方などで体調を整えることはしますが、ホルモン剤を飲んだりして妊娠できる体にするのは控えます。

わこぺ
わこぺ

依然飲んでたピルが合わなかったのも躊躇する理由の一つ…

子供のために、頻繁な通院や痛い注射などを頑張れることはとてもすごいことです。

友人には子供を熱望していて、不妊治療の末にやっと授かったという人もいます。もちろんお子さんも元気にすくすくと育っています。

私たちは、もともとが子供どちらでもいい派だったので、単なる熱量の違いだと思います。

「頑張ったけど出来なかったね」で諦められる段階だということです。

いざ妊活を初めてなかなか子供ができなければ、また考えが変わるかもしれませんが、今のところはこの考えです。

子供を産むべきかについての私たちの最終結論

ゆるくではありますが、妊活を始めることにしました。

子供がいる生活は苦労もあるけど楽しそうでした。

20年もすれば子も独り立ちして、夫婦二人の時間も戻ってくると考えれば、

今の二人きりの時間が少し名残惜しくても、年齢もあるので妊活を優先したほうがいいという判断です。

何より、せっかく子供をつくるチャンスがあるのなら挑戦しないままだと後悔しそうでした。

わこぺ
わこぺ

頑張っていたら子供ができていたかもしれないのに、何もしないままで数年後に、あのとき頑張っていればとはなりたくない…

というのが理由です。

子育ての賛否も知って、子供を持つ覚悟もできた。ひとまずチャレンジはしてみようという考えです。

自然に任せる。子宝に恵まれたら精いっぱい頑張る。

妊活をしたけど出来なかったという事実があれば後悔より納得が先に立つはずです。

ここまで考えないと私たちは子供を産むべきか否かの選択ができませんでした。

しかし、この過程を経たことで、あれだけ考えたんだからこの選択で間違ってないという自信をもつことができたので、重要な時間だったと感じています。

こちらの記事も参考に、夫婦間で後悔しない選択をしてくだされば幸いです。

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