【赤ちゃん】子どもの発達が遅くて不安な時のおすすめ本【幼児】

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赤ちゃんの発達が気になるときに読む本

子どもの発達を調べようとネットで検索すると、発達障害かも…という言葉がたくさん出てきて不安を煽られますよね。

私も赤ちゃんを育てる上で、寝返りやお座りなど、月齢ごとの発達を検索するたびに、発達障害の特徴に当てはまる気がして不安な気持ちになっていました。

でもネットで検索しているだけだと、不安な気持ちにさせられるだけで、対応方法についてはわかりません。

そこで、私は発達について調べるために、乳児期から幼児期の発達についての本を探すことにしました。

私の娘は、8ヶ月検診ではお座りができずに引っかかってしまい、1歳半の現在、発語もありません。

ですが、本を読んで発達のことを勉強したおかげで、不安を煽られることなく、冷静に接することができています。

今回は、子どもの発達が気になるときに読んでほしいおすすめ本を紹介します。

目次

育児の不安を解消する本

最初にご紹介するのは、発達障害専門の本ではありません。

私は出産前から、子どもの発達障害が不安でたまりませんでした。そんな時に見つけたバイブルのような育児書です。

初めての育児は、どうしても不安がつきまとうものです。

こちらの本では、妊娠期の過ごし方から、赤ちゃんのお世話の仕方、発達の様子が詳細にわかります。

著者は教育学者、小児科医、言語聴覚士の3名で、それぞれの観点から身体の発達、心の発達、子どもとの接し方が書かれています。

赤ちゃん時代は月齢別になっており、日々の成長の変化に寄り添った接し方の目安になります。

ただ、妊娠中から始まり、0歳〜6歳までをカバーしているので、辞書みたいに分厚い本なので、通販で買うのがおすすめです。

分厚いですが、優しい口調で書かれているので、ゆったりとした気持ちでスラスラと読むことができますよ。

育児で困った時の助けになる、親のような役割を果たしてくれる1冊です。

赤ちゃんの発達が不安な時のおすすめ本

赤ちゃんの発達の様子が気になってインターネットで検索すると、不安を煽る事ばかりが書かれています。

私も、寝返りが早すぎるとよくない、反り返った寝返りより丸まった寝返りがいい、などと出てきて、とても不安を煽られたものです。

そこで見つけたのが、やさしく学ぶからだの発達シリーズの2冊です。

みなさん、発達障害について詳しい人って誰だかご存知ですか?

実は専門のお医者さんの他に、理学療法士や作業療法士も発達障害に深く関わる方達なんです。

発達障害者が通う療育施設では彼らが子どもを支援してくれています。

この本は、そんな専門家の方たちが、乳児の運動発達について書いた本です。

私はこの本で、発達にはとても小さなステップがあり、赤ちゃんは一つずつ学んで成長しているのだということがわかりました。

大人からすると、寝返りはとても簡単な一つの動作ですが、赤ちゃんからすると、たくさんの動作が積み重なった集合体なのです。

娘は8ヶ月検診でお座りができずに引っかかってしまったのですが、まったく焦らなかったのはこの本を読んだおかげです。

専門家から見た気になる特徴も書かれているので、発達の目安としても参考になりました。

Part1では、寝返りや歩行などの運動発達についてが中心です。

Part2では食べることや遊ぶことが運動発達にどのように関係しているのかといった話が中心です。

私は、まずはPart1のほうを読んでみるのをおすすめします。

発達障害を疑う赤ちゃん期に読みたい本

赤ちゃんの頃は、発達障害を疑ってもまだ診断がつかないので、とりあえず様子を見ましょうと流されてしまいがちです。

0歳の頃に違和感を感じていても、具体的な対処方法にたどり着くことが難しいのが現状です。

少しでも早く赤ちゃんにできる療育はないだろうかとお悩みの方におすすめなのがこちらの本です。

発達が気になる赤ちゃんとの接し方が、イラスト付きで具体的に書かれています。

アイコンタクトが取れない、言葉が出ない、多動など状況別にたくさんの対応方法がわかります。

発達のチェックリストやエピソードもあるので読みやすい構成です。

生活の仕方を教える本

子どもに生活の仕方を教えるのって意外と大変ですよね。

自分が無意識におこなっている動作を言葉にして伝えないといけません。

服を脱ぐと一言で言っても、大人は当たり前にやっている動作すぎて、どう教えたらわかりやすいか、改めて考えると困ってしまいますよね。

そんな時におすすめしたいのが、こちらの日常生活の動きの教え方の本です。

食事や着替え、トイレなど生活動作の教え方が段階的に書かれています。

作業療法士の方が書いており、イラストも豊富なのでとてもわかりやすいです。

本のタイトルには発達が気になる子へとありますが、日常で必須の身近な動作の教え方についての本なので、子どもが発達障害であるかどうかを問わず、どんな親からも好評です。

食事で子どもをサポートする本

栄養不足だと、発達障害に似たような症状が現れるとも言われています。

確かに、食べたものが身体を作っていきます。

筋トレをする人だって、筋肉を育てるために食生活を重要視しているくらいです。

子どもにとっても、心身を健やかに成長させるため、食事から栄養を摂ることは大切です。

そのための知識を得るためにおすすめなのが、脳と体に最高の食べ物&食べ方についての本です。

著書は現役の小児科医で、子どもの食事を医学的な観点から研究しており、膨大な医学データと臨床経験に基づいた内容となっています。

子どもの悩み別のQ&Aや簡単レシピ、ちょい足しアイデアも掲載されているので、実践もしやすいです。

毎日、一日三回もある食事の時間をサポートする上で、頭に入れておいて損はない情報が詰まった1冊です。

偏食で食べない時の実践的対策がわかる本

栄養を摂ることは大事だとわかっていても、食べない子どもがいるのも事実です。

特に子どもが偏食だと本当に心がすり減ってしまいますよね。

誰かに相談したとしても、そのうち食べるでしょなんて言われてしまい、余計に落ち込んでしまいます。

そんな時におすすめなのが、食事を楽しんで食べられるように偏食への対応をマニュアル化したこちらの本です。

偏食の原因を細かく整理し、それぞれに適した対応の仕方をイラスト付きで紹介しています。

著者が実際に受けた相談をもとにした、具体的な場面での対応方法も書いてあります。

発達障害の子どもの親に限らず、偏食に悩む親にも好評で、SNSでも一度バズっていました。

遊びながらトレーニングになる本

みなさんは感覚統合という言葉をご存知でしょうか?

私は発達障害を調べていてこの言葉を知りました。

感覚統合とは、ざっくり言うと複数の刺激を整理することです。

発達において感覚統合は非常に重要で、発達障害の有無関係なしに、感覚統合遊びは大事にしていきたいところです。

そこでおすすめなのがこちらの感覚統合遊びの本です。

昔は公園に感覚統合に適した遊具があったものですが、最近は規制により撤去されてきています。

この本では、最近では育てにくくなってしまった感覚統合を促す遊びを知ることができます。

保育士と作業療法士がタッグを組んで書いているので、実践しやすい遊びが書かれています。

発達など難しいことを考えすぎずに、遊びのレパートリー本としてもおすすめです。

著:高畑 脩平・田中 佳子・大久保 めぐみ編著, 監修:加藤 寿宏

発達障害について調べていると、原始反射の残存という言葉もよく出てきます。

原始反射とは、有名なものだとモロー反射や把握反射のことです。

成長に伴い統合されるのですが、残ってしまうこともあり、原始反射が残ったままだと少し生きづらくなってしまうと言うのが最近の評価です。

原因は乳幼児期に必要な体験ができなかったことだと言われています。

こちらの本では、原始反射の統合についてわかりやすく書かれています。

トレーニング、というよりは遊びの形で対策が紹介されており、QRコードから動画をチェックすることもできます。

1日たった2分とお手軽なのも続けやすいです。

レビューも好評な声が多く、幼児期に読んでおきたい一冊です。

今回は、子どもの発達障害に悩むときに読みたいおすすめ本をご紹介しました。

私が痛感したのは、ネットで検索しているだけだと、不安を煽られるだけでなにも解決しないということです。

どの本も難しくなく読みやすいので、ぜひ読んで知識を味方にしてください!

少しずつでも前に進んでいく手助けになっていれば嬉しいです。

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