フォトウェディングのみの落とし穴！後悔する前に知っておきたい注意点

フォトウェディングは手軽で費用も抑えられますが、後悔する可能性があることをご存知ですか？

この記事では、フォトウェディングで後悔しないための注意点と、挙式ありのフォトウェディングという選択肢についてお伝えします。

フォトウェディングのみの現状と注意点

写真だけで結婚を祝う人が増えている

結婚の記念を写真だけで残す「フォトウェディング」を選ぶカップルが増えています。

「写真だけの結婚式」とも言われるように、写真に重きを置いた近年流行りの結婚式スタイルです。

フォトウェディングの撮影場所も、スタジオだけでなく、海辺や思い出の場所など、自由に選べるのが魅力です。

二人の好きな場所で、自然な表情を写真に残せるのが、すごくいいですよね。

手軽さが魅力のフォトウェディング

フォトウェディングは、結婚式に比べて準備が簡単で、費用も抑えられるという魅力があります。

プロのカメラマンに撮影してもらった特別な写真は、結婚報告にも活用しやすいです。

フォトウェディングのみで後悔する理由

結婚の記念を写真だけで残すフォトウェディングは、費用を抑えられて手軽な反面、後悔する人もいるのが現状です。

失敗談として、「安っぽいフォト婚になってしまった」「家族や親族にもドレス姿を見て欲しかった」という声も聞かれます。

後悔しないようにするには、フォトウェディングにはデメリットがあることを事前に知っておかなければなりません。

費用や準備不足でトラブル発生

フォトウェディングは手軽さが魅力ですが、想定外の費用や準備不足でトラブルが起こることもあります。

例えば、基本プランは安くても、アルバムや衣装のグレードアップで追加料金が発生したり、撮影場所の変更や天候によっては、予期せぬ出費がかさむことも。

予期せぬ出費が発生しないように、事前にプラン内容をしっかり確認することが大切です。

特に写真はデータが付くとかなり値段が上がるので、データ込みでいくらになるのかを契約前に把握するようにしてください。

費用が予想外に高くついてしまう理由には、写真の枚数だけでなく、ヘアメイクやブーケなどのランクも影響が大きいです。

安いプランでは、衣装のランクアップが前提だったり、アクセサリーなどの小物類が別料金だったりもします。

また、ヘアメイクリハーサルをやらずに、ぶっつけ本番で撮影当日にのぞんで失敗する花嫁も多いです。

メイクさんとの相性が悪く、似合わない色でメイクをされてしまった、異様に濃いメイクになってしまったなどの後悔の声も多いです。

安っぽいドレスしか選べなかった

また、フォトウエディングは衣装が安っぽいという後悔の声を聞いたことはありませんか？

前撮りを和装のフォトスタジオ、挙式を結婚式場で行なった私の体験談をお伝えします。

ドレスの品質は、結婚式場によってピンキリの印象でした。

ただ、フォトウエディングは結婚式場だけでなく、撮影スタジオも選択肢に入ってくるので、質の良い業者を選ぶのが余計に難しくなります。

私の個人的な印象としては、撮影スタジオでもフォト婚を専門的に扱っていると、衣装も安っぽくはありませんでした。

しかし、結婚式場の方が、ドレスのブランドがわかりやすくて種類も豊富なので、こだわり派には結婚式場でのフォト婚がおすすめです。

また、フォトウエディングだと選ぶ業者によっては、衣装選びに時間をかけないこともあります。

私たちもフォト婚専門の撮影スタジオで行った和装前撮りでは、衣装選びが一度だけ、それも短時間で終わってしまいました。

スタイリストさんもおらず、知識のない私は衣装選びが難しかったのを覚えています。

私は優柔不断なので、その場ですぐに判断しなければならないのも少しプレッシャーでした。

さらに裏を返せば、その時間で選べる衣装数しかないということでもあります。

また、ウェディングブーケも使い回しの造花のブーケしか選べないなんてことも。

家族や親族に見てもらえない

フォトウェディングは、結婚式のように家族や友人に直接見てもらう機会が少ないため、後悔する人もいます。

結婚式であれば、親族や友人に祝福してもらえますが、フォトウェディングだと写真を見せるだけになりがちで、寂しさを感じるかもしれません。

「結婚式でみんなに祝福してもらいたかった」や「挙式をすることで、みんなに結婚を認めてもらったという実感がわく」という花嫁の声もあります。

フォトウェディングを選ぶ際は、家族を呼ぶかや友人との結婚披露パーティーも考えてみてください。

結婚式のような感動体験がない

フォトウェディングは、結婚式のような感動やセレモニー感を味わうことはできません。

本格的なチャペルで、牧師さんの前で永遠の愛を誓う、その感動は写真だけでは表現しきれないものです。

フォトウエディングだけで後悔せずに満足できるかは、誓いの儀式である挙式に興味があるかどうかによる所が大きいです。

ウエディングドレスに身を包んで、特別なロケーションでのプロによる写真撮影は、確かに楽しいです。

でも、撮影場所としてのチャペルと、セレモニーの場所としてのチャペルは、印象がまったく異なります。

実際に挙式をするのと、挙式している風に振る舞うのとでは、新郎新婦の気持ちにもかなり大きな差があります。

私たちは、結婚式場のステンドグラスが輝くチャペルで、牧師さんの立ち合いのもと2人だけの挙式をしました。

挙式では、聖歌隊の美しい歌声に包まれながら、バージンロードを歩くという、まるで映画のようなロマンチックな体験をすることができました。

牧師さんの前で永遠の愛を誓い、結婚指輪を交換する。

その瞬間の気持ちは写真には残せない、心の中だけの素敵な思い出になっています。

友達の結婚式に参列した時に、後悔する花嫁たちも多いです。

牧師さんと新郎新婦のやり取りをみて、「やっぱり挙式をしておけばよかった」と感じてしまうんですよね。

後悔しないためのフォトウェディングの注意点

費用を抑えるだけでなく内容も重視する

フォトウェディングは結婚式に比べて費用を抑えられますが、安さだけで決めてしまうと後悔する可能性があります。

基本プランだけでなく、衣装のグレードアップやアルバム作成、データ購入など、オプションで費用が追加されるケースも少なくありません。

たとえば、基本プランが安くても、写真のデータが別料金だったり、アルバムのグレードを上げると予想以上に高額になることもあります。

費用だけでなく、撮影内容やサービスの質も重視して、満足できるフォトウェディングにしましょう。

また、業者によって得意な撮影スタイルやプラン内容が異なるため、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。

フォトスタジオだけでなく、結婚式場も候補にいれて比較検討するのがおすすめです。

挙式との違いを理解する

フォトウェディングと挙式は、それぞれ異なる目的と性質を持っています。

フォトウェディングは、写真撮影をメインとするため、挙式のような感動やセレモニー感を味わうことは難しいでしょう。

もしあなたが「結婚のセレモニー」を大切にしたい、心に残る感動的な体験をしたいと少しでも考えているなら、挙式ありのフォトウェディングを検討してみることをおすすめします。

私は新郎新婦ふたりきりでの挙式でしたが、牧師さんや聖歌隊、お世話になったスタッフのみなさんに拍手で祝福してもらえたのがとても嬉しかったです。

挙式ありのフォトウェディングという選択肢

ここまで読んで、「結婚式らしい感動を味わいたい！」「やっぱりフォト婚だと後悔しそうだな…」と思ったカップルもいらっしゃるでしょう。

そんな方には、私たち夫婦も選んだ、2人だけの結婚式「ふたり挙式」がおすすめです。

ふたり挙式とは、挙式ありのフォトウエディングとも呼ばれる、ゲストなし新郎新婦だけの挙式＋写真撮影のことです。

美しいチャペルで二人の誓いの儀式をして、プロのカメラマンにその瞬間を写真に残してもらうことができるのが最大の魅力です。

ふたり挙式とフォト婚を比較

ふたり挙式とフォトウェディングの大きな違いは、やはり「誓いの儀式」の有無です。

ふたり挙式は、結婚式の本質である「誓いの儀式」を二人だけの空間で叶えることができます。

リゾートでのイメージがありますが、意外と近くの結婚式場でもできるのをご存知でしょうか？

都道府県別のおすすめチャペルをまとめていますので、こちらもチェックしてくださいね。

フォトウェディングは、美しい写真を撮ることが目的ですが、挙式は二人の新たなスタートを祝うための大切な儀式です。

わかりやすいように、ふたり挙式とフォトウエディングを比較してみましょう。

費用に関しては、フォト婚でもこだわればこだわるほど値段は上がるので、ふたり挙式とあまり費用の差はありません。

準備も打ち合わせが数回あるだけです。結婚式場によっては1回で済ませることもできます。

打ち合わせ内容も、挙式だけだと決めるのはドレスやブーケなど、楽しいことばかりなので私たちは負担にも感じませんでした。

セレモニー感を味わいつつ写真も残せる

フォトウェディングも魅力的ですが、「結婚式らしい感動を味わいたい！二人の絆を深めたい！」という方には、ふたり挙式がおすすめです。

ふたり挙式は、私たちが夫婦としての新たな一歩を踏み出すためにも、本当にやってよかったです。

牧師さんが誓いの言葉を読み上げるとき、この人となら、どんな困難も乗り越えられるという確信を持てたのが思い出深いです。

誓いの儀式では、聖歌隊の美しい歌声に包まれながら、二人の絆を深めることができる、特別な一日を過ごすことができますよ。

特に、人生の大きな節目である「結婚」をきちんと形にしたいと考えるなら、挙式も検討してみるのがおすすめです。

後悔しないために、今できること

フォトウェディングは手軽さが魅力ですが、後悔する可能性も理解しておく必要があります。

同時に、挙式ありのフォトウェディングも候補に入れて比較検討してみてはいかがでしょうか？

先ほどご紹介したように、挙式プランでも新郎新婦2人から可能な結婚式場は多数あります。

ブライダルフェアは挙式体験ができるものを選ぶのがおすすめです。