排卵日を予測するチェッカーとしては排卵検査薬を使うのが一番わかりやすくておすすめです。
今回は、日本製の排卵検査薬の精度比較や、排卵検査薬の理想的な使い方、海外製でおすすめな排卵検査薬についてまとめました。
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排卵検査薬の仕組み
まずは、排卵検査薬でどうして排卵日がわかるのか、その仕組みについて解説します。
排卵検査薬とは、排卵を指示する黄体形成ホルモン(LH)の分泌量の急激な増加(LHサージ)を検査するものです。
日本産婦人科医会によると、こう書かれていました。
血中LHサージの持続時間は約48時間、ピークの持続時間は約14時間で、血中LHサージ開始から34~36時間、血中LHサージのピークからは10~12時間で排卵する
https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/
排卵検査薬を使うことで、排卵を指示するホルモンが出されていることがわかり、排卵前のタイミングを取りやすくなります。
日本製排卵検査薬の精度の違いを比較
LHサージのどの段階で反応するかは、どの排卵検査薬を使用するかによって変わってきます。
なぜなら、感度がそれぞれで異なるからです。
日本製排卵検査薬の感度比較はこちらの通りです。
ドゥーテスト®LHⅡ 排卵日予測検査薬 30mIU/mL
チェックワンLH・Ⅱ排卵日予測検査薬 40mIU/mL
排卵日予測検査薬 ハイテスターH 10、30、100mIU/mL
黄体形成ホルモン(LH)は微量ながら日常的に分泌されており、排卵検査薬の感度によっては常に反応してしまうこともあります。
私も、陽性とまではいかなくとも、ずっと二本線が出続けるタイプでした。
それぞれの感度を考慮したおすすめの日本製排卵検査薬は次の通りです。
低くもなく高くもない感度がいい方にはドゥーテストがおすすめです。
陰性ではあるものの普段から2本線が検出されてしまい結果がわかりにくい方にはチェックワンがおすすめ。
色の濃さではなく、線の数で簡単に判断したい方はハイテスターがおすすめです。
排卵検査薬はいつからいつまでチェックする??
どのタイミングから陽性反応が出るかは、詳しくはそれぞれの排卵検査薬の説明書をご覧いただくのが一番早いですが、一般的な目安もご紹介します。
いつから排卵検査薬を使用するかですが、生理開始予定日の17日前からが一般的です。
28日周期なら11日目からだね!
生理不順の私は、月経周期をだいたい40日と考えると、23日目から排卵検査薬を使用することになります。
しかし、一般的な月経周期は28日であり、排卵が早まる可能性もあります。
なので、私は自分の生理予定日はあてにせず、一般的な生理周期の長さから逆算して、排卵検査薬を生理何日目から使うかを決めました。
一般的に高温期の長さは14日間±2日と一定で、生理周期の長さは低温期の長さによるものだそうです。
そして、排卵が起こるのは低温期と高温期の間です。
そこで、私は月経周期を30日と仮設定し、生理13日目ごろからチェックすることにしています。
実際、16日目に排卵したりと、排卵日が早まっている周期もあったので、早めのチェックをしていてよかったです。
また、いつまで排卵検査薬を使うかですが、私は、陰性に戻るまでは排卵検査薬でチェックしています。
LHサージが下がっている時が排卵のタイミングであるため、陽性から陰性への変化を確認できるまでは検査を続けた方がよいそうです。
排卵検査薬にかけられるお金や、生理周期はそれぞれで違うので、いつからいつまで排卵検査薬を使うかは、高温期は14日間±2日という情報をもとに生理予定日から逆算してみてください。
排卵検査薬は1日に何回チェックする??
そして、排卵検査薬を一日に何回検査するかですが、1日2回、朝晩の検査が有効的だとされています。
個人差や排卵検査薬の感度にもよりますが、1日1回の検査の場合、タイミングによっては強陽性をとらえられないことがあるからです。
なぜなら、LHサージのピークの持続時間は約14時間しかありません。
1日1回だと、弱陽性しかとらえられないことも起こりえます。
1日3回が最も理想的だという意見もあるので、弱陽性が出たら、1日2回を3回に増やしてみるのも一つの案です。
なお、排卵検査薬の説明書によっては、朝一の尿での検査は推奨しないと書かれていますのでご注意ください。
排卵検査薬に反応が!いつ排卵??
では、排卵検査薬が陽性になったとして、いつが排卵日なんでしょうか??
私の実際の排卵検査薬の反応結果をもとにして、いつが排卵日なのかを読み解いていきましょう。
日本産婦人科医会によると、このように書いてありました。
血中LHサージの持続時間は約48時間、ピークの持続時間は約14時間で、血中LHサージ開始から34~36時間、血中LHサージのピークからは10~12時間で排卵する
https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/
こちらは、血中のLHサージの話ですが、尿中のLHサージとのタイムラグは数時間程度でそこまで排卵予測への影響はないと考えられています。
再び日本産婦人科医会からの引用ですが、
月経予定日の17日前から連日測定し最も発色した日を陽性と判断する。検査陽性から2日以内に排卵を認める確率は91.1%と報告されている
https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/
また、私が使用している排卵検査薬の説明書には、排卵検査薬の陽性から12~36時間で排卵が起こると説明書に記載されていました。
以上を踏まえて私の場合の検査結果です。
1日朝 陰性
2日朝 陰性
3日朝 陰性 3日夜 弱陽性
4日朝 強陽性 4日夜 陰性
排卵検査薬が陽性になったのは、一日しかありませんでした。
そして、排卵したのは4日昼から夜中にかけてだと推測されます。
強陽性がLHサージのピークの始まりか終わりかけかにもよるけどね!
このように、私の場合、LHサージを検出できる時間がとても短かったことがわかります。
私のようにLHサージが短い方の場合、一日一回の検査だと、LHサージのピークである強陽性をとらえられない恐れがあり、排卵予測の精度が下がってしまいます。
そして、一日一回の排卵検査にはもう一つ注意点があります。
陽性が出たとして、その時にタイミングがとれるとは限りません、
実際、私たちも、平日朝の検査で陽性が出たときは、どうしよう今タイミング取った方がいいのかな??と夫婦であたふたすることがありました。
私が専業主婦なのでなんとかなった感がありますが、共働きならなおさら困ってしまう事でしょう。
一日二回とこまめに検査するなら、弱陽性の段階から捉えられる可能性が高いですが、一日一回にする場合は、いきなり強陽性になってしまうことも考えられます。
感度の低い排卵検査薬を使用するならば、なおさらピークしか捉えられません。
朝に強陽性が出ても、タイミングを取れないまま仕事に出かけ、帰ってきたときにはもう排卵後という可能性もあります。
夜に強陽性が出たとしても、残業を避けられず、夫が帰ってこれない、もしくは疲れてタイミングなんて取れる状態じゃないってこともありえます。
それに、そもそも強陽性が出てからのタイミングでは遅いという意見もあります。
排卵後でも妊娠できないことは無いですが、排卵前にタイミングを取る方が好ましいです。
やはり、1日2回の検査の方が弱陽性の段階からLHサージをキャッチしやすく、仕事のスケジュール調整や心の準備もできて安心です。
もしくは、1日1回の検査にするなら、感度の高い排卵検査薬を使用して、早い段階からLHサージの変化をとらえられるようにするのがおすすめです。
☆一日二回の排卵検査薬使用がおすすめな理由
LHサージの始まりの段階から捉えやすくなる
タイミングを取るためのスケジュール調整がしやすい
そのためには、感度の良い排卵検査薬を使用するのがおすすめ!!
日本製でのおすすめは、10、30、100mIU/mLと三段階で確認できる排卵日予測検査薬 ハイテスターHです。
生理不順なら海外製の排卵検査薬BFPがおすすめ
ここまで、日本製の排卵検査薬をご紹介しましたが、私は生理不順なこともあって1周期あたりに使う排卵検査薬の本数がとても多かったです。
日本製のものだと1回400円前後とお値段が張るので、いつかわからない排卵まで使い続けるのはお財布だけではなく精神的にも負担でした。
なので、私は安い海外製の排卵検査薬を使用していました。
iherbで購入できる、BFPという排卵検査薬です。
Fairhaven Health, BFP、排卵&妊娠テストストリップ、排卵テスト40回分&妊娠テスト10回分
購入時に入力すると割引になる紹介コード⇒【CXC9799】
排卵検査薬40回分と、妊娠検査薬が10回分ついて、約4000円ほどで収まります。
1回分で見ると100円程度と、日本製の排卵検査薬と比べてかなり安いです。
※ただし、円安などの為替状況によって左右されます。
他にも海外製の排卵検査薬はありますが、iherbはサプリメントもたくさん取り扱っており、日本人で利用している方も多いので、iherbで買えるBFPを選びました。
排卵検査薬BFPの感度は30mIU/mLで陽性(25mIU/mLだと弱陽性)とされています。
海外製の排卵検査薬BFPの使い方
では実際に、海外製の排卵検査薬BFPの使い方を見ていきましょう。
日本製に比べるとつくりが簡素で、リトマス試験紙のような感じです。
ペラペラの紙なので日本製のように、スティックに尿をかけるという方法は取りづらく、100均で小さい紙コップを購入して、そこに尿を取り、紙を浸して検査しました。
100均の味気ない紙コップでも用途は十分ですが、こういうキャラ物の紙コップをトイレに置いておくのも気分が上がるのでおすすめです!
サンナップ 紙コップ スヌーピー 100ml 8種類のデザイン 日本製 25個入
説明書は英語で書かれていますが、難しいものではないです。
紙コップに尿を取る
小さな紙コップを使用
検査紙を尿に最低5秒、6mm程度浸す
MAX線を越えないように注意
検査紙を平らな面に置いて待つ
私は紙コップの尿を捨てた後、上に水平に置いていました。
結果を読み取って判定する
判定線の濃さが基準線と同等か、それより濃くなっていれば陽性
排卵検査薬BFPは、LHサージを検出するResults Lineと、きちんとチェックができているかのControl Lineの2本のラインで陰性か陽性かを判定します。
2本とも線が出たからといって陽性ではないから注意!
判定線が基準線の色の濃さと同様、または判定線が基準線より濃くなって初めて陽性となります、
先ほども書いた通り、黄体形成ホルモン(LH)は微量ながら日常的に分泌されており、排卵検査薬の感度によっては常に反応してしまうこともあります。
個人差もありますが、私はこのタイプで、BFPでは常に2本線が出ていたので、線の色の濃さで陰性か陽性かを判定していました。
専用フォルダをつくって整理したおかげで、日々の変化がわかりやすくなって良かったです。
海外製の排卵検査薬BFPが購入できるiherbは海外の通販サイトになるので、抵抗感のある方もいらっしゃると思います。
私も、念のためクレジットカード情報は保存せずに、その都度入力するという対策は講じています。
Fairhaven Health, BFP、排卵&妊娠テストストリップ、排卵テスト40回分&妊娠テスト10回分
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安いというのは大きな魅力ですが、日本製の安心感の方が大事だという方には、やはりドラッグストアやAmazonで手軽に買えるハイテスターなどがおすすめです。
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