あと数か月で出産、そろそろ赤ちゃんのいる生活に向けて環境を整えていこうと色々なベビーグッズを調べています。
その中でも、赤ちゃんのお風呂用グッズについて調べていると、沐浴だけでなく、沐浴卒業後に赤ちゃんをお風呂に入れるのにもたくさんの課題が見つかりました。
そこで、一番コスパの良いベビーバスを選ぶためにも、月齢別にどうやって赤ちゃんをお風呂に入れたらいいのかを調べてみました。
我が家では基本的にワンオペの予定なので、私一人でも赤ちゃんを入浴させられる方法を考えていきます。
追記※最終的に購入したベビーバスのレビューを書きました!
新生児にはベビーバスで沐浴
まず、沐浴(もくよく)とは、ベビーバスなどを使って赤ちゃんを洗うことです。
生まれたばかりの新生児期から、生後1か月前後が沐浴の時期となります。
まだへその緒が取れていない生後間もない赤ちゃんは、抵抗力が弱く、感染症にかかりやすいからです。
大人の浴槽は、細菌感染の危険性も高いため、赤ちゃんを守るためにも、専用のベビーバスが必要となります。
ちなみに、赤ちゃんのへその緒は生後1~2週間ほどで乾燥して自然に取れるそうです。
へその緒が乾いた後は、おへそは時間をかけて徐々に乾いていきます。
次に、沐浴をする場所は、洗面台だけではなく、キッチンのシンクや、お風呂場でももちろん可能です。
ただし、先述した感染予防のため、洗面台をそのまま沐浴に使うのは衛生面的にNGです。
洗面台は高さもあり、沐浴にぴったりに思えますが、大人が歯磨きや洗顔をしたりして、雑菌が多く汚い場所です。
沐浴のたびに掃除や消毒をすればいいのかもしれませんが、もはや逆に面倒だと思います。
なので必ず、コンパクトなベビーバス、もしくは下記のような沐浴マットを準備しましょう。
沐浴用のベビーバスを選ぶうえでポイントとなるのは、毎日の沐浴の負担にならないものを選ぶことです。
なぜなら、赤ちゃんは新陳代謝が活発で皮脂の分泌も盛んなので、毎日お風呂に入れてあげる必要があるからです。
沐浴用として利用されるベビーバスとして人気なのは以下の通りです。
まずは、一番人気といってもいいリッチェルのベビーバス。
リッチェルのベビーバスには、Wと新製品のプラスがありますが、Wは対象月齢が3か月ごろまで、プラスは6か月ごろまでとなっています。
また、プラスの方はエアーポンプ内臓で空気入れが簡単です。
次に、あまりのかわいさに人気急上昇中のラッコハグのベビーバスです。
リッチェルのベビーバスより少し小さめのサイズなので、洗面台やお風呂場が狭い方におすすめです。
赤ちゃんの成長に合わせて、沐浴や待機場所、プールなど5Wayで使用ができます。
ここまではエアータイプのベビーバスをご紹介しましたが、次にご紹介するのは安定感のある床置きタイプのベビーバスです。
なかでもおすすめなのは、永和のベビーバスです。

ずり落ち防止のために、お尻の部分にストッパーがあって便利です。
そして、同じく永和から発売されているバスネットを装着すれば、赤ちゃんの頭を支える腕の負担がより軽減されます。
また、ベビーバスには折り畳みタイプもあるので、普段は省スペースで保管したいという方におすすめです。
夫婦で行ったファミリアの沐浴体験ではストッケのベビーバスを使用していました。
フレキシバス単体だと、非力な私には辛かったので、同じくストッケから発売されているニューボーンサポートも必要だなと思いました。
沐浴卒業後のワンオペお風呂の入れ方
では、沐浴を卒業したら、どうやって赤ちゃんをお風呂に入れればいいのでしょうか?
沐浴を卒業するのは、一か月検診でお医者さんに確認してからになることが多いようです。
母親自身も、出産後1か月程度は入浴禁止・シャワーのみですが、同じ頃に浴槽での入浴が解禁になります。
もちろん、母親ではなく父親に赤ちゃんをお風呂に入れてもらう方法もあります。
しかし、私は育児本を読んだ結果、夕方には赤ちゃんのお風呂を済ませておきたいので、夫の帰りは待ってられません。
ちなみにこちらのジーナ式の授乳&睡眠スケジュールをもとに一日の予定を決めています。
仕事をしていても赤ちゃんのお風呂を担当する父親も多いですし、せっかくの触れ合いタイムを奪ってしまうのは心苦しいですが、平日はワンオペなので赤ちゃんの生活リズムを整えて、できるだけ自分が疲弊しないことを優先したいです。
沐浴卒業後に赤ちゃんをどうやってお風呂に入れるかを考えるには、3つの段階に分けて考えるとわかりやすいです。
赤ちゃんを、待たせて、洗って、入浴するの3段階です。
ステップ1:赤ちゃんの待たせ方
まずは、大人が身体を洗っているときの赤ちゃんの待たせ方について考えていきましょう。
一番手っ取り早いのは、大人は後で入るようにする方法です。
自分も赤ちゃんと一緒にお風呂に入るなら、赤ちゃんの待機場所を確保する必要があります。
そして、待機場所を考えるには、赤ちゃんの発達具合を考えることが非常に重要になってきます。
沐浴卒業後~寝返り期のお風呂の待たせ方
まず、沐浴卒業後~寝返りまでの期間。
赤ちゃんの月齢にすると、生後1か月~3か月の頃です。
この時期は、泣いてしまう心配はありますが、動き回ることは無いので、比較的安心な期間だと思います。
我が家では、この時期はちょうど春頃だということもあり、脱衣所でバスタオルなどをひいて、赤ちゃんは床に寝転んでてもらおうと思っています。
浴室のドアは開けっ放しにしておき、常にお互いが見えるようにする点にも気をつけたいと思います。
万が一、脱衣所が寒かったら、ミニヒーターを購入して、赤ちゃんに直接風が当たらないように設置しようと思います。

そのほかには、バウンサーやハイローチェア、クーハンを使って赤ちゃんに待っててもらう方法もあります。
しかし、我が家はその頃3階建ての家に引っ越しており、バウンサーやハイローチェアは移動が困難だと思います。
リビングとお風呂が同じ階にあるご家庭だと、カトージのハイローラックが安いですし、のちの離乳食初期の椅子代わりにもなって便利です。
もしくは、クーハンだとかわいいですし、赤ちゃんがサイズアウトしてもおもちゃ箱などにもできるので実用性が高いかなと考えています。

その一方で、脱衣所ではなく、浴室内で赤ちゃんを待たせておくという方法もあります。
アップリカのバスチェアも、赤ちゃんを待たせる場所としては便利です。
発達段階に合わせてリクライニングが3段階変更できるので、末永く使えます。
また、ほかのバスチェアと比較して、折りたたんで収納ができることからも人気です。

ほかの赤ちゃん待機方法は、浴室内でお風呂マットに寝かせて待たせておくやり方ですが、お風呂場の広さによっては赤ちゃんに水しぶきがかかってしまわないかが心配です。
そして、沐浴で使ったベビーバスの中にも、赤ちゃんを待たせておくのに便利な機能が付いたものがあります。
寝返り後のお風呂の待たせ方
その後は、赤ちゃんが寝返りするようになると、新しい待機方法を考えなければなりません。
時期としては、生後3か月~6か月ごろに寝返りをし始めます。
寝返りを覚えてしまうと、赤ちゃんはいろんな方向にころころと動くので、脱衣所に赤ちゃんをそのまま一人で置いておくのは非常に危険です。
バウンサーやハイローチェアを待機場所に使うなら、しっかりとベルトなどで固定すれば、まだ何とかなるかもしれませんが、クーハンは少し厳しそうです。
ベビーバスに赤ちゃんを入れて待っててもらう場合は、倒れてしまわないかをしっかりと確認してください。
おすわり後のお風呂の待たせ方
次は、赤ちゃんが一人でおすわりができるようになる期間です。
時期としては、 赤ちゃんは生後6~7ヶ月頃から手を前について座る姿勢をとるようになり、9~10ヶ月で一人でお座りができるようです。
なので、リビングでも使えるバンボなどの椅子を脱衣所に置いて、座って待っててもらうのも人気です。
ベビーチェアのなかには、バンボを始めとして、腰すわり前から使用できる椅子もあります。
しかし、あまりに早い段階から長時間、赤ちゃんを椅子に座らせておくと、背骨の発達に影響してしまうそうなので、きちんと腰が据わるまでは、椅子は短時間の使用にとどめた方が良さそうです。
そして、バンボは浴室内では使用禁止なのでご注意ください。
我が家では、この時期は冬で脱衣所も寒いと思うので、赤ちゃんには浴室内に一緒に入ってもらおうと思います。
浴室内で使用できるバスチェアなら、リッチェルの空気を入れるタイプのベビーチェアが人気です。
つかまり立ちができるようになったら
最後に、つかまり立ちなどができるようになった頃です。
時期としては、個人差が大きいですが平均的には9~10か月ごろから立つようになるみたいです。
一番理想的なのは、ベビーチェアに座っててもらうことです。
しかし、この頃になると、赤ちゃんがおとなしく座って待てるのか、すぐに脱出したがるのかなど、性格によって何を選ぶのが最適かが大きく変わってきます。
対策としては、おもちゃを与えて、そちらに集中させておくというやり方がありました。
浴槽で一人で待っててもらうという方法もありますが、赤ちゃんは数センチの水でもおぼれますし、お湯をはらなくても湯舟マットが無いと滑って危険ですのでご注意ください。
ステップ2:赤ちゃんの洗い方
赤ちゃんのワンオペお風呂、次のステップは赤ちゃんをどうやって洗うかです。
一番、費用がかからないのは、大人の膝の上で赤ちゃんを洗う方法です。
ですが、膝の上で赤ちゃんを洗うのは怖くてハードルが高いという方もいらっしゃると思います。
そんな時におすすめなのは、お風呂マットを使って浴室の床で赤ちゃんを洗ってあげる方法です。
平べったい簡易的なマットは省スペースでいいですが、お風呂マットで人気なのは、リッチェルのひんやりしないおふろマットです。
お尻部分にお湯がはれるようになっており、赤ちゃんの身体が冷めないように工夫がされています。
また、待たせ方のステップでご紹介したアップリカのバスチェアも、大人が両手を使って赤ちゃんを洗えると好評です。
リクライニング機能により、赤ちゃんを洗う場所としても待たせておく場所としても末永く使えます。

座れるようになったら、大人と向かい合わせに座らせて赤ちゃんを洗ってあげるのがやりやすいようです。
また、つかまり立ち後は、浴槽のフチにつかまらせて、立たせながら洗うのが洗いやすいみたいです。
ステップ3:赤ちゃんの入浴の仕方
赤ちゃんのワンオペお風呂、最後のステップは、赤ちゃんの入浴のさせ方です。
大人と一緒に浴槽に入るのが一番簡単ですが、まだ首の据わっていないうちは、赤ちゃんを支えて湯船をまたいで入る自信が私にはありません。
そういう場合は、引き続き沐浴で使ったベビーバスで入浴させることも多いようです。
また、大人が毎日湯船に入らないというシャワー派のご家庭では、マカロンバスを購入すると、待機用&入浴に使えるので便利です。
ただし、腰が据わるまでは頭を支えてあげる必要がありますし、立つようになると危ないのできちんと見守る必要があるのでご注意ください。
赤ちゃんの入浴用としては、こちらのタミータブも人気です。
ドイツの助産師さんが開発したベビーバスです。

ベビーバス&バスチェア比較
情報が出揃ったところで、各商品の口コミを参考に私の独断で比較表を作成してみました。
対象月齢 | サイズ | 沐浴 | 待機 | 洗う | 入浴 | |
リッチェルベビーバス | 新生児〜6ヶ月頃 | 約69 × 47 × 28 cm | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
ラッコハグ | 0ヶ月~2歳頃 | 約58 x 42 x 36 cm | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
永和ベビーバス | 0ヶ月~3ヶ月頃 | 約63 × 40 × 23 cm | ◎ | ◎ | △ | 〇 |
リッチェルマット | 新生児〜6カ月頃 | 約37 × 57 × 13 cm | △ | 〇 | ◎ | × |
アップリカバスチェア | 新生児~24か月頃 | 約34 × 41~53 × 22~32 cm (チェア時) | △ | ◎ | 〇 | × |
リッチェルベビーチェア | 7ヶ月~24ヶ月頃 | 約46 × 48 × 27 cm | × | ◎ | × | × |
マカロンバス | 0歳~2歳頃 | 高さ:約25cm 外径:約48cm | △ | 〇 | × | ◎ |
タミータブ | ? | 高さ:約33cm 直径:約38cm | △ | 〇 | × | ◎ |
まとめた結果をみると、我が家の状況では、沐浴は永和のベビーバス&バスネットを購入。
沐浴卒業後は、リッチェルのマットで赤ちゃんを洗って、引き続き永和のベビーバスで可能な限り入浴を続ける。
その後は赤ちゃんの様子を見てアップリカのバスチェアを検討するのが一番効率的かなと思いました。
このように考えていたのですが、先日買った辛口批評雑誌LDKに、すべての問題を一つで解決できそうなベビーバスが載っていました。
それが、スキップホップのホエールバスタブです。
新生児の時はハンモックモードで両手を使って赤ちゃんを洗えるし、月齢が進めばおすわりモードにもなります。
成長すれば入浴だけでなく、プールとしても使えるので、対象月齢の0ヵ月~1歳頃まで末永く使えそうです。
色はグレーと水色の2種類です。
別売りのホエールリンサーという手桶もかわいくてポイントが高いです。

ご家庭によって、赤ちゃんのお風呂を担当する人数、脱衣所や浴室の広さなどが変わってきますので、それぞれの環境に合ったベビーバス選びに役立っていれば幸いです。
追記※最終的に、ホエールバスタブを購入したのでレビューしました!
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