我が家では、沐浴から1歳半の現在まで、赤ちゃんをずっとワンオペでお風呂に入れています。
ワンオペお風呂は、赤ちゃんの待たせ方、洗い方、入浴方法の3ステップで整理すると攻略しやすいです。
今回は、それぞれのステップに便利なお風呂グッズもご紹介します。
最後には、月齢別の我が家でのワンオペお風呂手順も載せるので参考になれば嬉しいです。
ワンオペお風呂の3ステップ
赤ちゃんのワンオペお風呂は、3ステップに工程を分けると攻略しやすいです。
待たせ方、洗い方、入浴方法の3つです。
それぞれのステップも、寝返りやおすわりができたり、成長過程によって最適なやり方が変わってきます。
赤ちゃんの待たせ方
まずは、赤ちゃんの待たせ方についてです。
このステップが一番、成長による変化が多く、ワンオペお風呂のハードルだと言ってもいいでしょう。
沐浴卒業後〜寝返りまで
まずは、沐浴卒業後〜寝返りまでの、生後1ヶ月〜3ヶ月ごろ。
泣いてしまう心配はあるけれど、動き回ることがないので、比較的安心な時期です。
自分の身体を洗っている時間、赤ちゃんにどこにいてもらうかを考えましょう。
ワンオペ時の赤ちゃんの待機場所は、脱衣所か、浴室内かに分かれます。
脱衣所で赤ちゃんを待たせる
脱衣所で待たせるには、バウンサーやハイローチェア、クーハンを使う方法があります。
我が家も購入したカトージのハイローラックは、値段も安く、あやす以外にも離乳食の椅子代わりになって良かったです。
キャスター付きなので、同じ階なら移動も簡単です。
簡単に持ち運びたいならハイローチェアより軽めのバウンサーの方がおすすめです。
我が家はリビングとお風呂が別の階なので、ハイローラックやバウンサーは移動が面倒でした。
なので、移動させやすい待機場所として、かわいいクーハンが一番の候補でした。
サイズアウトしても、おもちゃ箱に使えるので、実用性も高いです。
ちなみに、季節的に脱衣所が寒い場合は、ミニヒーターを購入するのがおすすめです。
事前に脱衣所を温めておくか、赤ちゃんに温風を直接当てない位置に設置しましょう。
下記のような小型のファンヒーターもあります。
また、壁掛け式の脱衣所温風ヒーターも発売されています。
ハンズフリーのドライヤーにもなりますし、ヒートショック対策にもなるので、子どもの有無に関わらずおすすめですよ。
浴室内で赤ちゃんを待たせる
脱衣所ではなく、浴室内で赤ちゃんを待たせておく方法もあります。
人気なのは、アップリカのバスチェアです。
発達段階に合わせて、リクライニングが3段階変更できるので末長く使えます。
折りたたんで収納できるのも魅力的なポイントです。
寝返り期の待たせ方
寝返りをし始めるのは、生後3ヶ月〜6ヶ月ごろです。
寝返りを覚えると、赤ちゃんはいろんな方向にコロコロ転がって移動します。
なので、脱衣所で一人で待っててもらうのは危険になってしまいます。
バウンサーやハイローチェアは、ベルトがあるなら引き続き使えますが、クーハンはもう厳しいです。
浴室内だと、引き続きアップリカのバスチェアを使ったり、お風呂マットに寝かせておく方法があります。
おすわり期の待たせ方
次の変化は、赤ちゃんが一人でお座りができるようになる頃です。
生後6~7ヶ月頃から手を前について座る姿勢をとるようになり、9~10ヶ月が一人でお座りができる目安です。
この時期の浴室内で、使用できるバスチェアとして、リッチェルの空気を入れるタイプのベビーチェアが人気です。
つかまり立ち期の待たせ方
つかまり立ちができる頃は、個人差が大きいですが、平均的には9〜10ヶ月ごろです。
理想的なのは、ベビーチェアに座っててもらうことですが、実際はそううまくはいきません。
大人しく座って待てるのか、すぐに脱出したがるのか、赤ちゃんの性格によって選ぶべきものが変わります。
大人しくしてられない場合は、おもちゃで気をひいておくという作戦もあります。
浴槽で待たせる方法もありますが、赤ちゃん数センチの水量でも溺れるので、お湯は入れられません。
お湯を張らなくても、お風呂マットがないと滑って危険だという問題もあります。
浴槽のすべり防止には下記のようなバスマットも売られています。
ワンオペお風呂の洗い方
次に考えるのは、赤ちゃんの洗い方についてです。
費用がかからないのは、大人の膝の上で赤ちゃんを洗う方法です。
でも、膝の上に乗せて洗うのって結構怖くて、私にはハードルが高かったです。
そういう時は、赤ちゃんの洗い場を用意するといいです。
沐浴同様に、赤ちゃんを寝かせたまま両手で洗えるので便利ですよ。
人気なのは、リッチェルのひんやりしないおふろマットです。
赤ちゃんのお尻部分にお湯がたまるようになっており、赤ちゃんの身体が冷めないように工夫されています。
立てかけると省スペースになる、こちらのお風呂マットもおすすめです。
待たせるステップで紹介したアップリカのバスチェアも、赤ちゃんを両手で洗いやすいと好評です。
おすわりできるようになったら、大人と向かい合わせになって洗ってあげるとやりやすいです。
つかまり立ちを始めたら、浴槽のフチにつかまらせて、立ったまま洗うことができるようになりますよ。
ワンオペお風呂の入浴
最後に、入浴の仕方です。
大人と同じ湯船に入るか、ベビーバスを使うかに分かれます。
大人が毎日、湯船には入らないシャワー派のご家庭もあると思います。
沐浴で使っていたベビーバスが大きめなら、引き続き使うことができます。
湯船よりシャワーの回数が多くなりそうなら、ベビーバスを買い足すのもおすすめです。
シュナグルは、ベビーバスの中でも大きめで、1歳ごろまで使うことができます。
マカロンバスなら、お湯に深く浸かれるので、赤ちゃんが寒くない環境を用意することができます。
お湯の量の効率が良いデザインなので、節約にもつながります。
ただし、腰がすわるまでは頭を支えてあげる必要がありますし、立つようになっても危なくないように見守る必要があります。
月齢別ワンオペお風呂便利グッズ比較表
ここまで紹介したワンオペに役立つお風呂グッズを、表にして比較してみました。
私が当初考えていたのは、沐浴には永和のベビーバス&バスネットを使用。
沐浴卒業後は、リッチェルのおふろマットで赤ちゃんを洗い、永和のベビーバスで引き続き入浴。
その後、赤ちゃんの様子を見てアップリカのバスチェアを検討するのが一番コスパがいいかなと考えていました。
ですが、ずっと使えるベビーバスを探していたら、最適なものを見つけました。
やっと出会えたベビーバスは、ホエールバスタブです。
結果、1歳半でも現役の大成功の買い物でした。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。
我が家のワンオペお風呂手順
では、我が家のワンオペお風呂のやり方について、詳しく解説していきます。
私は、夕方に赤ちゃんのお風呂を済ませたかったので、必然とワンオペお風呂になりました。
ちなみに一日のスケジュールはこちらの本を参考にしていました。
赤ちゃんが気持ちよく睡眠ができるように、授乳や寝かしつけの時間を整える方法が書いてあります。
1日をどう過ごせばいいのかの指針になって助かった!
沐浴〜ねんね期のワンオペお風呂
沐浴時代は、1LDKに住んでおり、浴室が狭かったので、自分のお風呂は後回しにしていました。
会陰切開の傷跡が痛くて赤ちゃん気にしながらは洗えない…
でも、1ヶ月検診で入浴許可が出たら、私も一緒にお風呂を済ませるようになりました。
赤ちゃんを待たせるのは、脱衣所にバスタオルを敷いて、寝っ転がっててもらいました。
春生まれで、この頃は暖かくなってくる季節だったので、寒くはなかったです。
私は浴室のドアを開けっぱなしで身体を洗っていました。
常に私の姿が見えているからか、赤ちゃんが泣くことはありませんでした。
周りの景色に興味津々!
入浴は、会陰裂傷の傷が痛むのと、ワンオペの不安から、まだ湯船には入ることができませんでした。
身体もボロボロで赤ちゃん抱っこして湯船に入る自信がなかった…
なので、引き続きベビーバスで入浴してもらっていました。
寝返り〜ハイハイ期のワンオペお風呂
生後半年を過ぎると、寒い季節になってきたのもあり、脱衣所で待っててもらうのは難しくなりました。
なので、私が身体を洗っている間は、お湯の入っていないベビーバスで待っててもらうことにしました。
ネットがあるので寝返りもしにくく、ハイハイするようになっても、おもちゃを渡せばおとなしく待っていました。
赤ちゃんを洗う時用に、バスマットを買い足したのはこの頃です。
寝返りできるようになると、平たいバスマットの上でころんと転がした方が背中が洗いやすいからです。
入浴も、ベビーバスで事足りるので、湯船に入るのはたまにしかありませんでした。
バスマットがあるので、洗っている間にベビーバスにお湯をためられるのも良かったです。
おすわり〜つかまり立ち期のワンオペお風呂
我が家はおすわりできるようになったのが遅めだったので、ベビーバスで待っててもらう期間が長かったです。
ベビーバスの、ネットで身体を支えておすわりできる機能が役立ちました。
しかし、だんだん寝返りで無理やり出てこようとするようになったので、バスマットに待機してもらうようにしました。
おもちゃを与えておけば、勝手に遊んでいてくれました。
つかまり立ちするようになってからは、浴室内で自由にさせています。
入浴も相変わらず、ベビーバスを使っています。
1歳を過ぎて歩けるようになってからは、興味津々であちこち触るからちょっと大変になりました。
勝手にお湯の温度変えたりする…
1歳半を過ぎても、週3で浴槽の湯船、あとはまだベビーバスで入浴しています。
我が家のワンオペお風呂の手順をまとめると以下の通りです。
待たせ方 | 洗い方 | 入浴 | |
ねんね期 | ・バスタオル | ・ベビーバス | ・ベビーバス |
寝返り期 | ・ベビーバス | ・バスマット | ・ベビーバス |
ハイハイ期 | ・ベビーバス | ・バスマット | ・ベビーバス |
おすわり期 | ・バスマット | ・バスマット | ・ベビーバス |
つかまり立ち期 | ・自由 | ・つかまり立ち | ・ベビーバス |
結局、ワンオペお風呂のために買ったのは、ベビーバスとバスマットくらいでした。
あとは手おけやおもちゃで自由に遊んでくれています。
事前に調べてたくさん考えたおかげで、無駄な費用をかけることなく、効率的にワンオペお風呂を続けられています。
ワンオペお風呂がはかどるグッズ
ワンオペでお風呂に入る時は、バスローブもあると便利です。
とりあえずさっと羽織れば、赤ちゃんのお世話を優先できます。
小さい頃はこのままベッドで授乳して寝かしつけてたよ!
また、成長するにつれて、赤ちゃんの気をひくおもちゃを用意すると、ワンオペしやすいです。
モンテでも有名な移し替え遊びも、こちらのような仕掛けがあると、赤ちゃんも楽しんで熱中してくれます。
娘の一番お気に入りのおもちゃはこちらです。
水鉄砲にしたり、手おけで金魚すくいみたいにして遊んでいます。
海の生き物の名前も覚えられ、「今日は1つだけ持ってお風呂入ろうね」などといって数字の勉強にもなっています。
今回は、我が家のワンオペお風呂について紹介しました。
赤ちゃんを待たせる、洗う、入浴させる、3ステップも頑張らないといけないので大変ですが、便利グッズを活用して、乗り切りましょう!
コメント