一年半の妊活を経て妊娠、喜んだのもつかの間、ほどなくして私は長すぎるつわりに悩まされることとなりました。
それまで吐いた経験もなかった私は、自分の身体の変化に戸惑い、少しでもつわり症状を軽減しようと試行錯誤しました。
そこで今回は、つわりについて、食べられる食べ物や、原因と対策について調べたことをご紹介します。
記事の最後には、私のつわりの毎週の記録、嘔吐初心者のための注意点もまとめておきました。
私の経験を参考にして、つわりに立ち向かってもらえれば嬉しいです。
つわりを舐めてた妊娠前の体質
お医者さんとしては、つわり(悪阻)は個人差が大きく、原因はいまだに不明という意見が大半です。
しかし、私はそうはいってもつわりがひどくなる人には何か共通する体質などがあるんじゃないかと妊娠前は考えていました。
先に結論をいうと、本当につわりに原因なんて無いということを身をもって体験することとなりました。
私は妊娠まで1年半の妊活を通して、栄養面をかなり勉強し、食生活には気を遣っていたのでつわりに対してはかなりの自信がありました。
参考記事>>【妊活】栄養素別おすすめ食べ物&簡単でバランスの良い食事の取り入れ方【必要量】
ただし、もともと胃腸は虚弱な体質で、過去に2回、ストレスで機能性ディスペプシアという胃腸がうまく働かない病気にかかったことがありました。
その時は病院で出された薬もあまり効かなかったため、鍼灸治療で自律神経を整えたり、時間の経過で治していきました。
とはいえ私は、物心ついたころから嘔吐した記憶がないため、つわりがあったとしてもそこまでひどくないだろうと予想していました。
完全につわりを舐めてかかっていた私ですが、この後数か月、地獄を見ることになりました。
いつからいつまでつわりがあったか
私のつわりがいつから始まったかというと、妊娠2か月目の6週頃から、それまで食べられていたものを受け付けなくなってきました。
そして、妊娠6か月の22週頃までは波があるものの続きました。
まだ、胃腸の調子は万全ではないですが1日3食を普通の量食べられているので、22週をつわりの終わりとします。
わたしのつわり期間としては、16週間、約4か月ということになります。
つわり期間の毎週の記録をこの記事の最後に書いていますが、もう無理と言ってからの期間も長かったです。
4か月間続いたつわりの症状
私のつわり症状は、ずっと気持ち悪いの一つにつきました。
24時間ずっと胃腸に違和感があり、気持ち悪かったです。
自分が今、お腹がいっぱいなのか、空腹なのかもわからないぐらい気持ち悪く、食べるのが正解なのか、食べないのが正解なのかもわからなくなっていました。
そのずっと気持ち悪い感覚をベースに、吐きづわりになったり、食べづわりになったりがプラスされていました。
実際に嘔吐したのは5回程度と比較的少なめですが、四六時中、気持ち悪い状態が続いていたのは、結構つらかったです。
つわり中の生活、家事をどうするか問題
つわり中の私は、基本的にはずっとベッドで横になっていました。
専業主婦なのに家事も早々に放棄しました。
夫には本当に苦労を掛けたと思います。
我が家では、普段は残業ばかりだった夫が、私のつわり中はできるだけ早く仕事を切り上げて家事をしてくれていました。
それでも家事すべてに時間をかけることはできず、平日夜遅くの掃除機は近所迷惑を考慮して避けていたこともあり、かなりほこりが溜まってしまうことがありました。
いさぎよく、ロボット掃除機を買えばよかったなと思います。
つわり中、家事をどうするかというのはとても大きな問題だと思います。
なかには、そんなに仕事の融通がきかないという旦那さんもいらっしゃると思います。
なにより、慣れない家事で無理した結果、夫婦ふたりとも倒れてしまっては、元も子もないので、家事を外注することも考えてみてください。
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そして、ベッドとキッチンが近くて調理中の料理のにおいをかぐのもつらい、他人にキッチンを使われるのは嫌だという方には宅配弁当がおすすめです。
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次にお風呂は、シャワーでさえ浴びる気力が無く、外にも出ないので2日に1回となることも多かったです。
歯磨きも徐々に無理になっていきました。
特に、歯の裏側を磨くとえづきが止まらなくなり、一度吐いてしまうこともありました。
とはいえ、歯周病が早産の原因になるということもあり、磨かない訳にもいきません。
そこで重宝したのがブラシ部分が小さい歯ブラシでした。
また、歯磨き粉を使っての歯磨きは早々に諦めました。
ミント系の歯磨き粉は隣で夫が歯磨きをしているにおいだけでも辛かったです。
歯ブラシだけでも汚れは落とせるそうなのですが、歯磨き粉を使わないせいなのか、だんだんと出血がひどくなってしまいました。
妊婦さんの中には、子供用の甘い歯磨き粉ならいけるという方もいらっしゃいます。
もしくは、仕上げにマウスウォッシュをするのも一つの手です。
ろくに歯磨きができていないつわり中でも助かったのは、デンタルフロスを続けいていたおかげか、虫歯ができていなかったことです。
こちらのようなY字型のフロスが口の中への刺激も少なく扱いやすくておすすめです。
妊娠前から使っていたのですが、歯ブラシでの歯磨き粉でも、フロスをすると意外と食べかすが取れます。
つわりのピークはいつ?乗り越え方は??
私のつわりは6週~22週と先述しましたが、その中でもピークの時期がありました。
つわりのピークは、嘔吐していたという意味では、10週~12週頃です。
しかし、24時間気持ち悪いという意味では、8週~15週頃と長いです。
一番のつわりのピークは、やはり人生初嘔吐の10週です。
自分が吐ける人間だっという事実にもショックを受け、食べることが怖くなってしまいました。
身体だけではなく、メンタルも完全にやられてしまった時期でした。
しまいには、OS-1の500mlペットボトルを一日で飲み切るのがやっとになっていました。
ちょうどその次の日が妊婦検診だったので、そのことを伝えると、点滴をすすめられました。
尿検査ではケトン+1だったので、そこまでひどくはないのだと思いますが、まともに水分が取れていないことを懸念されたようでした。
点滴では、つわりで水も飲めていないため、ただでさえ細い血管がさらに細くなってしまい、一度針を刺すのを失敗された結果、人生初の迷走神経反射を起こして倒れてしまう始末でした。
つわりの点滴自体は、2時間ほどで終わりました。
そして、点滴のおかげか、翌日からは少し持ち直して、水分も多くとれるようになりました。
吐くことは無くても、水が飲めないという時点で、無理せず病院に相談してみるのがおすすめです。
ちなみに、私は出産する産婦人科に、少し遠めの総合病院を選んでいます。
家からは徒歩10分→バス10分→徒歩10分という距離なのですが、当然そんな距離を歩けるわけもなく、タクシーを利用していました。
タクシーを手配するのには、初めてアプリを使ったのですが、とても便利でよかったです。
タクシー配車アプリにはいろいろと種類がありますが、私はタクシーが来るのが比較的早いGOが好きです。
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つわりで食べられなくなったもの&食べられるもの
つわり中に一番気になるのが、食事をどうしようという点だと思います。
妊娠初期は、赤ちゃんは卵黄嚢という、お弁当箱のようなものを持っているので、栄養が取れなくてもさほど心配する必要はないそうです。
しかし、赤ちゃんのことが気になって、ちょっとくらいは食べた方がいいんじゃないかと思ってしまうのが妊婦ですよね。
私もできたら何か食べたいとは思っていましたが、何を食べるかに迷いました。想像しただけで気持ち悪くなる食べ物が多数あったからです。
一番衝撃だったのは、妊活中、タンパク質補給に毎日1,2個食べていた卵をまったく受け付けなくなったのです。
その中でもゆで卵は結構長い間、食べられませんでした。
また、お米も短い期間でしたが、食べられなくなりました。ご飯が炊ける炊飯器のにおいですら無理でした。
妊活中は栄養目当てで雑穀を入れて食べていたのですが、これも無理になり、白米少しずつから徐々にリハビリしていきました。
そして、お味噌汁も駄目になってしまいました。
お味噌汁も妊娠前は毎日飲んでいたので、完全に和食を封じられた形になります。
ただ、赤だしだけはなぜか大丈夫だったので、インスタントの赤だしを買ってきてもらい、たまに飲んでいました。
魚も早々に無理になりました。
妊活中に、お手軽栄養ご飯として、鯖缶を使った炊き込みご飯を作っておにぎりにして冷凍して、お昼ご飯に食べていたのですが、妊娠して早い段階で魚のにおいが無理になってしまい、全部夫に食べてもらうことになりました。
また、お肉も牛、豚、鶏とありますが、特に鶏むねステーキなどの塊のお肉が無理になりました。
ひき肉が限界でした。ただ、途中からなぜか牛丼は食べられました。
野菜も、食べられるものと食べられないものがあったのですが、少しでも栄養を取ろうと、野菜ジュースをちょこちょこ飲んでいました。
スジャータの有機野菜100%は砂糖、食塩、香料不使用なのですが、美味しいのでおすすめです。
持ち運びに便利な330mlサイズもありますので、食べられない時の会社でのランチにもちょうどいいです。
妊娠前好きだったのにつわりで食べられなくなった食べ物
- 卵
- 白米
- お味噌汁
- 魚
- 豚肉や鶏肉
では次に、食べられていた食べ物をご紹介します。
私たち夫婦は妊娠前、朝ご飯にヨーグルトを欠かさず食べていたのですが、つわりで食べられるものがどんどん減っていっても、夫はなぜかヨーグルトだけは出すことをやめませんでした。
後から聞くと、発酵食品で胃腸にいいということで、食べさせねばと思っていたそうです。
ヨーグルトは、すぐに飲み込めるので、嫌な感じもなく、食べ続けることができました。
また、朝にはご飯の代わりにキウイフルーツも食べるようになりました。
キウイにはグリーンとゴールドがありますが、ゴールドの方が酸味控えめで甘くておいしいのでおすすめです。
葉酸も摂取できるので、食べられない罪悪感の解消にももってこいでした。
フルーツは他にも、バナナが食べやすかったです。あとは旬の果物をその都度買ってきてもらっていました。
そして、スープストックのスープにはかなり助けられました。
化学調味料や保存料に頼らないというこだわりもあり、添加物などが気になる方にもおすすめです。
ちょうど白米は無理な時期でしたが、パンは食べられていたので、一緒に食べていました。
夫も、休日には少しでも私に栄養をとらせようと、料理を頑張ってくれました。
その中でも美味しく食べられたのは、ポトフです。
野菜を小さい角切りにしてもらい薄めのコンソメで味付けをして、作り置きをしてもらっていました。
また、先述したように、牛丼も重宝しました。
少々ジャンキーでも食べられないよりましだという事で、カップヌードルやどん兵衛のお椀シリーズも食べやすかったです。
特に、お椀シリーズのどん兵衛はゆず仕立てで優しい味なので美味しく食べられました。
つわりでも食べられた食べ物
- ヨーグルト
- キウイ
- バナナ
- ぶどう
- トマト
- じゃがいも
- ポトフ
- スープ
- 牛丼
つわりの原因&対策
私だって、ただベッドでなす術もなく寝ていただけではありません。
調べるのが大好きな私は、ベッドに横たわりながらも、何かつわり改善の糸口はないかと必死に調べました。
まず、海外では、ショウガがつわりを軽減するという報告があります。
私は牛丼を食べられたのも、どちらかというと添えていた紅ショウガにひかれていたのかもしれません。
SNSでも岩下の新生姜なら食べられるという意見も数多く見ました。
また、ビタミンB6がつわりの改善に有効だというのも比較的有名ですね。
しかし、私はビタミンB6のサプリメントを飲んでもあまり改善した実感は得られませんでした。
そもそもで、錠剤が喉にひっかかってしまい、葉酸のサプリメントでさえ規定量の半分ほどしか飲めていなかったので、このつわり改善策はハードルが高かったです。
また、病院では、つわりに効くとされる漢方も処方してもらいました。
こちらは粉末だったため、飲みやすかったです。
そして、ショウガの味もしたので、やはりショウガは何かしらつわりにいい効果があるのかもしれません。
しかし、漢方も私はそこまで大きな効果を感じることはできませんでした。
他にも、つわり中はアンモニア含有量が少ない食べ物が食べやすいという意見もありました。
先述した私が食べられたものリストにあるじゃがいも、トマトや果物なんかが食べやすいそうです。
よく、つわり中の妊婦はマクドナルドのフライドポテトが食べたくなると言いますが、こういう事なのかもしれません。
ファーストフードの食べすぎはちょっと気になってしまうという方には、こちらのレンジでチンしてすぐ食べられるじゃがバターがおすすめです。
原材料はじゃがいもとバターと塩といたってシンプルです。
お土産でいただいて食べたのですが、とても美味しかったです。
また、つわりの原因にはストレスが影響するという説も一時期ありました。
確かに私は妊娠発覚と同時に父親が交通事故にあい、ストレス過多でした。
でも、ストレスがどう身体に影響してつわりを引き起こすのかのメカニズムが提示されず、お医者さんでも精神面とつわりは関連しないとする方もいます。
このように、ずっと原因が不明とされているつわりですが、研究している方ももちろんいらっしゃいます。
なぜつわりが起こるのか、その理由について詳しく知りたいという方には、こちらの本もSNSで一時期話題になっていました。
専門的な本なので少し読みにくいようですが、気力のある方は読んでみるとなにかヒントが書いてあるかもしれません。
そして、つわり後に切迫流産&早産になったときに購入したこちらの骨盤ケアの本に、数ページだけつわり対策のマッサージが書いてありました。
私はつわりも終盤だったので、正直つわりに対しての効果はわかりませんが、骨盤ケアの方に関しては非常に役立ったのでおすすめです。
そして、西洋医学でダメなら東洋医学だと、妊活でお世話になった漢方薬局の薬剤師さんにも聞いてみたのですが、本当につわりは人によるとのことでした。
結局、私は気が付けばつわりになっており、調べてあがく間もなく翻弄されてしまいましたが、事前にこれだけの情報をすべて試していれば、つわりを回避できた可能性もあります。
みなさんは手遅れにならないうちに、試行錯誤してみてください。
安定期なのにつわりが終わらない
つわりは、安定期に入って、胎盤が完成すれば落ち着くと言われているので、私も安定期まで我慢すれば大丈夫だと期待していました。
しかし、私のつわりは16週を過ぎても治りませんでした。
この頃には基礎体温も少し下がってきており、胎盤はきちんと完成してそうでした。
そればかりか、気持ち悪さ主体のつわりから、お腹が痛いという症状にかわってきました。
もはや胃を握りつぶされているのではないかという激しい胃痛が食後には起こりました。
ここまでの週数になると、もはやつわりではなく、妊娠におけるホルモンバランスの変化が胃腸に影響しているというのが、お医者さんの見解でした。
アドバイスとしては、少しずつ分食して、胃腸に負担をかけすぎないように気遣うしか方法が無いようでした。
人によっては、胃薬を処方してもらうこともあるようですが、私は過去の経験から自分の胃腸に関しては薬は飲んでも飲まなくてもさほど変わらない体質であることを知っていたため、処方してもらうことはありませんでした。
それもそのはず、私はこの激しい胃痛に覚えがありました。
この胃腸が仕事をしてくれない感じは、過去にかかった機能性ディスペプシアの症状そのものでした。
もしかすると、少しずつ食べられるようになって、調子に乗って食べたいものを食べてしまったのが原因かもしれません。
つわりで食べられず、全然仕事をしていなかった胃腸に急に重たい仕事を与えたら、胃腸の方もキャパオーバーしてしまって当然ですよね。
なので、みなさんには、つわりが多少落ち着いて食べられるようになっても油断せずに、胃腸に優しい食事からリハビリを始めるのがおすすめです。
ちなみに、体重としてはつわりで妊娠前から-3kgになりました。
つわりが始まってからみるみるうちに体重が減っていき、食べづわりが顕著になった15週で約1kg増えましたが、その後横ばいで、19週ごろからまた体重が増加し始め、23週でやっと妊娠前と同じくらいに戻りました。
4か月間にわたるつわりの記録
では、ここからは私の4か月間のつわりの模様を記録として残しておきます。
単なる私のメモですが、週ごとの状況を知りたい方は参考にしてください。
妊娠2か月のつわり(6週~7週)
私のつわり症状は、6週目後半からだるい眠いという症状が出てきました。
つわりとしては、時間によって食べられるものが変わるので、その時に食べられそうなものを探りながらちょっとずつ食べるしかなく、食いしん坊の私にはその状況がメンタルに来ました。
また、妊娠中のマイナートラブルとして、腰が痛いというのもありましたが、これは数日で治りました。
6週6日目
それまで、夜はつわりが落ち着いていて晩ご飯も大丈夫だったのに、この日から晩御飯を全部食べられなくなりました。
やむなく食べきれず食事を捨ててしまったのは、ご飯を残すという事がほとんどない私にとって、とても衝撃でした。
7週3日目
この時点ですでにつわり無理という記録が残っていました。今思うと気が早いです。
妊娠3か月のつわり(8週~11週)
8週2日目
朝起きてから夜寝るまでずっと気持ち悪い状態になってきました。
幸い、夫が長期休みだったため、ご飯づくりなどは任せっきりで、私は寝ているばかりでした。
8週5日目
起き上がれないくらいに気持ち悪くなってきました。
夜からまた一段と気持ち悪くなり、生きるのが無理と記録されていました。
8週6日目
産婦人科で出産予定日が確定しました。
つわりがつらいことを話して、漢方を処方してもらいました。
帰りに役所に寄って母子手帳を受け取りましたが、説明が1時間ほどかかり、結構しんどかったです。
9週1日目
ピークかもしれないとの記録がありますが、後から振り返ると全然違いました。
9週4日目
お腹は空いている気がするのに、朝ご飯を食べると気持ち悪かったです。
9週5日目
もはや、料理のにおいを嗅ぐだけでも気持ち悪いのですが、頑張って食べていました。
9週6日目
気持ち悪いというよりお腹がやたら空くに本格的に変わってきました。
座ってちょっとした作業ならできるようになりましたが、この期間は短かったです。
10週0日目
食べづわりに完全に変化したのかすぐにお腹がすきます。でもその割に気持ち悪さも継続していて辛いです。
子宮の拡張工事なのか下腹部もしょっちゅう痛かったです。
そして、ここで大きな転機が来ます。夜に初めて嘔吐しました。
10週1日目
気持ち悪くて朝ごはんも食べられなくなりました。もう1週間も外に出ていません。
まともに食べられなくて死にそうですが、初嘔吐のショックもあり、食べたら吐きそうのジレンマと戦っていました。
あまり食べられていなかったにもかかわらず、夜にまた吐いてしまいました。
10週3日目
人生初嘔吐からすぐまた吐いてしまったトラウマからもはや食べることが怖くなり、まともな量が食べられなくなりました。
朝ご飯にヨーグルトとキウイ、昼に少しのポトフ、一日かけてOS-1の500mlが精一杯でした。
10週4日目
妊婦検診の1回目でした。先述したように点滴になりました。つわりでの点滴はこの1回のみでした。
母体はボロボロですが、お腹の赤ちゃんは元気に動いていて看護師さんに笑われていました。
10週6日目
点滴のおかげか持ち直し、少しずつ食べられるようになりました。
ここ数日は夕方から夜にかけてどんどん苦しくなっていく感じでした。夜も寝たいのに気持ち悪すぎて眠れません。寝付くまでに時間がかかりました。
11週0日目
ちょっとでも栄養が取れるようにと、夫が料理を作り置きしてくれていました。
紅ショウガに合うものとのリクエストに応えて作ってくれた牛丼がとても美味しかったです。
11週5日目
相変わらずかなりの少量をちまちま食べています。
食べられるとはいえ、日中の気持ち悪さはずっと継続していました。
どうしても急ぎで必要なものがあり、夫におつかいを頼まれたのですが、徒歩5分の距離でも歩くのがとてもつらかったです。
自分が歩いている振動で余計に気持ち悪くなり、普通の人の5分の1のスピードでしか歩けませんでした。
妊娠4か月のつわり(12週~15週)
12週0日目
6時間かけてお弁当1つ完食することができました。
12週3日目
ファーストフードのハンバーガーが食べられました。
夜に歯磨きをしてたらまた吐きました。後述しますが、吐く場所には気をつけてください。
12週4日目
家の中でもビニール袋を常に装備して歩くようになりました。
げっぷをするだけでも恐怖でした。げっぷで出てくるのが空気とは限らないからです。
そして妊婦検診2回目。外を普通のスピードで歩けるようになっていました。
12週5日目
専業主婦なのに家事もまともにできない不甲斐なさに泣いていたら、呼吸が苦しくなって吐きました。
12週6日目
また夜に歯磨きをしていたら吐きました。
13週1日目
毎日寝ながらただ時間が過ぎ去るのを待つ日々。
14週1日目
今日も絶望の一日が始まると記録されていました。
下腹部がぽこっとしてきましたが、かなり下のほうでした。もしかすると、これがのちの切迫流産の兆候だったのかもしれません。
14週1日目
約2か月ぶりに料理をすることができました。
とはいっても超簡単な、鶏ひき肉と豆腐を袋で混ぜてフライパンで焼くだけのチキンナゲットです。
14週3日目
朝だけはお腹が空いたという感情がある。でも食べたら地獄の一日が始まる。との記録。
15週0日目
ようやく1日3食食べられるようになり、またもや食べづわりの模様。
この頃から基礎体温が徐々に下がってきました。
妊娠してからは高温期の37℃前後だったのですが、この後2週間ほどかけて36.7℃まで下がりました。
胎盤はこの頃に完成したのかもしれません。
妊娠前の低温期である36.5℃までは下がらなかったです。
15週4日目
夜はきついですが、昼なら晩ご飯が作れることに気づきました。
時短の簡単料理ですが、パプリカの肉詰めとキャベツ豆腐サラダが作れました。
食べても食べても空腹感が収まりません。気持ち悪いのもまだありますが、満腹という感情がどこかに行ってしまいました。
15週6日目
食べられるようになって数日、もうつわりのぶり返しが来ました。
お昼をまともに食べると、夜はもう何も食べられません。
妊娠5か月のつわり(16週~19週)
16週0日目
妊婦検診3回目。
つわりが終わらないことを話しました。
ちょっとずつでも食べられていればいいので、小分けにして食事をとることをすすめられました。
16週2日目
2か月ぶりにスーパーに行きました。
夫についていっただけで荷物も持っていないのに1時間後にふくらはぎが筋肉痛でした。
晩ご飯が3分の1も食べられません。
16週3日目
違和感はありますが、ひどい気持ち悪さはありません。
やたら眠いという症状が顕著になってきました。
16週4日目
新型コロナウイルスのワクチン1回目を接種しましたが、副反応はさほど無く、つわりの方がつらかったです。
17週0日目
気持ち悪いではなく、胃が猛烈に痛くなりました。地獄の痛みでした。
その一方で、胎動かな?と思う動きをお腹の中では感じました。
17週3日目
胃腸が動いてないのか、食事をとると、お腹が痛くなります。
17週4日目
これまで寝転んでばかりでしたが、座ってられるようになりました。
また、歯磨きの際に歯磨き粉が使えるようになり、続いていた出血が止まりました。
18週2日目
あまりの胃の痛さに、つわりではなく、過去に何回もかかった機能性ディスペプシアに代わってることに気づきました。
18週4日目
数時間おきに食べないとお腹が空いて辛いようになりました。
19週4日目
新型コロナウイルスのワクチン2回目を接種しました。
熱は37.5℃とそこまで上がりませんでしたが、ちょっとしか食べてないのに胃が激痛でした。
19週5日目
今までは吐くのは夜だけだったのですが、初めて朝から吐きました。
この時期までくると、つわりというより副反応でしょうか。私の父親も副反応で吐いていたので。
19週6日目
食べられるもののやはり胃には激痛が走ります。
妊娠6か月(20週~22週)
20週1日目
久々に夫とランチに出かけました。ご飯を小盛にしてもらい、胃腸に優しめな定食を選んだおかげか、完食できました。
ただ、久々の外出に用事を詰めすぎて1万5千歩も歩いてしまった結果、一度途中でふらつきました。
倒れそうになったので、壁を探してしゃがみこんでしまいました。
20週5日目
妊婦検診4回目。
ここで次のトラブル、子宮頚管が短くなって切迫流産疑惑が浮上し、つわりどころではなくなってしまいました。
21週5日目
食べると胃腸が空気でパンパンになり、背中を押してもらってげっぷでガス抜きをしないと苦しくなってしまうようになりました。
食事もできるだけ小分けにしてこまめに食べていました。
23週0日目
この頃になると、1日3食、1回の量も普通の量で食べられるようになりました。
お腹がやたらとすくので、間食もしています。
まだ夜になると空気でお腹が張って苦しいというのはありますが、1日3食食べられているので、私のつわりは22週を終わりという事にします。
私が失敗したつわりで嘔吐する際の注意点
最後に、嘔吐初心者だった私が学んだ、吐くときの注意点をまとめておきます。
第一に、吐くなら洗面所ではなくトイレにしましょう。
洗面所は嘔吐物の処理が困難です。
何もわからない私は、歯磨き中に洗面所でそのまま吐いてしまい、夫を困らせてしまいました。
詰まってしまう可能性があるので、そのまま流すのは厳禁です。
中には、嘔吐物で洗面所を詰まらせてしまい、数万円の修理代を払う羽目になった方もいるそうです。
その後、私は歯磨きの時はビニール袋を片手に磨いていました。
教訓としては、口の中にめちゃくちゃ唾液があふれてくるのは吐く前兆なので、すかさずトイレに行きましょう。
次に、私は妊娠前からお腹にガスがたまることが多く、夫に背中をマッサージしてもらうことが多かったのですが、吐いている時期はそれも控えましょう。
いつも通り、背中をさすってもらっていたら、吐きました。
調べてみると、吐き始めてから背中をさするのは、スムーズに嘔吐させるためだそうです。
吐きそうなだけのときに背中をさすられると、嘔吐を助長してしまうそうです。
なので、安定期に入るまでは、背中のマッサージは控えてもらいました。
安定期を過ぎて胃痛やガスだまりがひどくなってからは、背中に触られても吐かなくなり、マッサージしてもらってげっぷでよくガスを出してもらいました。
今回は、私のつわり中の全記録をまとめてご紹介しました。
何か一つでも、皆さんの教訓になれば嬉しいです。
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