妊活においては、妊娠出産に向けて、母体は赤ちゃんの分の栄養も必要となり、食事が非常に大切な存在になってきます。
質のいい卵子を排卵するためにも、栄養たっぷりの食事を食べたいですよね。
しかし、ただ単に栄養豊富な食べ物を使って料理して食べるだけでは十分とは言えません。
そもそも、食べ物を食べても、消化吸収できないと、意味が無いからです。
そこで今回は、どうすれば効率よく栄養を消化吸収できるのか、妊活中の食事法や、食べてはいけないダメな食べ物について調べました。
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よく噛んで食べるのが基本の食事法
妊活食事法の一つ目は、よく噛んで食べることです。
バランスの整った食事をたくさん食べたところで、その栄養が、きちんと消化吸収されなければ意味は無いのです。
食べ物をよく噛むという事は、食べ物を細かくして胃腸の働きを助けるだけでなく、消化に必要な唾液の分泌を促す効果があります。
私は、ちょっと嚙んだだけですぐに飲み込んでしまう癖があったので、反省しました。
早食いの改善方法としては、食材を大きめに切るのも一つの手です。
どうしても早食いが治らないという方向けには、料理をつかみにくいお箸も発売されています。
めちゃくちゃイライラしそうですが、早食いの矯正には役立ちそうです。
血糖値を急激に上げない食べ物を選ぶ
妊活食事法の2つ目は、血糖値を乱高下させない食事を選ぶことです。
私は、こちらの本で学びました。
老化の原因ともいわれる糖化は、卵子にも影響を与えてしまいます。
糖化を抑制するためには、血糖値を急激に上げない食事方法が大切になります。
そこで、食事を食べるときは、できるだけ野菜などのおかずを先に食べて、ご飯などの炭水化物は後回しにすることを心がけました、
また、低GI値の食べ物を選ぶようにすることも大切です。
GI値とは、食べ物を食べたあと、血糖値がどれくらい早く上昇するのかを示した数字です。
それまで私は、平日のお昼は一人だからといって、簡単な冷凍うどんを頼ってしまうことが多かったのですが、そばに変更しました。
そばは、白米や麺類といった主食の中でも、比較的GI値の低い食べ物です。
とはいえ、そばを買うときは、袋の裏の原材料名のチェックを忘れないようにしてください。
なぜなら、安いそばだと、小麦が一番多かったりして、結局GI値が高くなってしまうからです。
一番いいのは、こちらのような十割そばを選ぶことです。
また、血糖値を上げないことは大切なのですが、かといって過度な糖質制限はダメです。
ボディメイク指導の方も、管理栄養士の方も、いきすぎた糖質制限には否定的で、きちんと主食も含めてバランスよく食べることを推奨していました。
なぜなら、炭水化物と糖質は少し意味が違うからです。
炭水化物は、身体のエネルギー源でもあるので、炭水化物が不足すると、代わりにタンパク質がエネルギー源として使われてしまいます。
ということで、私はお米もしっかり食べています。
平日だと、朝は暇なときに大量生産しておいた具沢山おにぎり。
昼は野菜やお肉を入れたお蕎麦。
夜はお腹の減り具合によって、お米を食べたり、豆腐に置き換えたりしています。
しかし、お米はただの白米ではなく、雑穀を混ぜた雑穀米にしています。
こちらの商品だと、白米を洗った後、大さじ3杯の八穀と少量の水を足して炊くだけなので、とても簡単です。
もっと入っている雑穀の種類が多い雑穀米ブレンドもあるのですが、私は普段から納豆や豆腐もよく食べているので、豆類の多い雑穀米は大豆イソフラボンの取りすぎになるかなと思って、こちらの八穀ごはんを選びました。
また、お酢をとることでも、血糖値の上昇をゆるやかにすることができると言われています。
おかずに酢の物を一品加えるのもいいですが、私は食前酢として大さじ一杯のりんご酢を水で薄めて飲んでいます。
食べてはいけないトランス脂肪酸を避ける
妊活食事法の3つ目は、トランス脂肪酸に気をつけることです。
妊活をするうえで食事で一番注意しなければいけないのが、トランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニングとしてスナック菓子などによく利用されています。
なぜ、トランス脂肪酸を食べてはいけないのかというと、トランス脂肪酸の摂取によって、排卵や受精における障害のリスクが高まるという研究があるからです。
海外では、トランス脂肪酸の使用率に関する規制があるほど、気をつけなければいけない食べ物だそうです。
私はもともと、食パンはたまにしか食べないし、バター派だったので、マーガリンは使いませんでした。
お菓子やジュースも原材料表示に注意
妊活食事法の4つ目は、植物油脂や果糖ぶどう糖液が使われているお菓子やジュースに注意することです。
そもそもで、お菓子を頻繁に間食するのは避けたほうが良いですが、どうしても食べたいときにはきちんといいものを選ぶのが重要です。
トランス脂肪酸に関しては、高温の植物油脂で調理されたお菓子などにも注意が必要です。
私は、お菓子などを買うときには、裏面の原材料表示を確認して、植物油脂が入っているものは、できるだけ買わないようにしています。
加工精製された植物油脂に注意すればいいだけで、すべての植物油脂を警戒する必要はないという意見もあります。
確かに、植物油を使用していることを植物油脂と表示していることもあるようですが、私はよく違いがわからないので、とりあえず避けています。
また、先ほど書いた糖化に関しては、果糖ぶどう糖液にも気をつけたほうがいいので注意してください。
ジュースなどの飲料によく含まれています。
私は、もともとお菓子やジュースはあまり食べたり飲んだりしないのですが、どうしても食べたいときは、ちょっといいものを買っています。
食品添加物の多い加工食品も食べすぎはダメ!
妊活食事法の5つ目は、食品添加物の取りすぎに気をつけることです。
添加物というと、私は最初、オーガニックに偏りすぎている人たちが過剰に反応しているだけの話だと思っていました。
しかし、食品添加物の取りすぎは、肝臓などに負担をかけるからよくないという論理的な意見を見て考えを改めました。
なので私は、これもまた、加工食品は裏面の原材料表示を見て、よくわからないものが使われている食べ物はできるだけ選ばないようにしています。
ウインナーやソーセージなども、市販のものはあまり食べなくなりました
たまのご褒美にこういった無添加のソーセージを購入して楽しんでいるのですが、とても美味しいです。
ふるさと納税で、無添加ソーセージをもらうのもおすすめです。
我が家はこちらの阿波市のものを注文したのですが、とても美味しかったです。
しかし、添加物を避けるといっても、あまり神経質になっては疲れてしまいます。
そこでおすすめなのが、普段使いする調味料を見直していくことです。
よく見てみると、意外と調味料にも添加物が含まれています。
私は、しょうゆは原材料表示がシンプルなものを、みりんはみりん風調味料ではなく、本みりんを選んでいます。
お塩も、裏面の原材料表示を見ると、意外と謎のカタカナ成分が入ったりしています。
お塩はちゃんと選べば、不足しがちなマグネシウムの補給もできるので、ミネラル豊富な沖縄の海塩ぬちまーすがおすすめです。
次にお砂糖です。
私は実家にいた頃、父親が糖尿病だったこともあり、砂糖は買わず、甘みはみりんで調整していました。
その名残で、現在も砂糖はあまり使わないのですが、使う時はオリゴ糖やミネラルも含まれているてんさい糖を使用しています。
また、炒め物も、あまり油は使わず、お肉やお魚から出る油で調理しています。
テフロン加工のフライパンを使用すれば、焦げ付きも気になりません。
たまに、とんかつなどを揚げ焼きすることもありますが、その時はオリーブオイルを使用しています。
これらの調味料は、数百円程度の値段の差はあるものの、日割りで考えると、とてもコスパの良い買い物だと思います。
今回は、妊活中の食事法や、食べてはいけないダメなものについてご紹介しました。
けれど、美味しい食べ物にジャンキーなものが多いのも事実です。
私も、たまに無償にジャンキーな食べ物を食べたくなります。
そんな時は、気にせずに食べてしまいます。
我慢のしすぎもストレスになって妊活には悪影響です。
ぜひ、ストレスにならない範囲で、食べるものに注意してみてください。
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