離れて暮らす高齢の親の安否が気になって、仕事や家事に集中できないことで悩んでいませんか?
私も、高齢ひとり暮らしの父親がいる実家のことが心配でたまりませんでした。
電話がつながらないたびに「もしかして何かあったんじゃ…」とすぐ不安になっていました。

我が家では、実家に見守りカメラを導入!
見守りカメラのおかげで、連絡のすれ違いが減っただけでなく、体調面の監視も簡単になりました。
この記事では、見守りに適したカメラの選び方や、監視されたくないという親の気持ちへの対策についてお伝えします。
離れて暮らす実家の親への尽きない悩み
離れて暮らす親御さんがいると、心配事は本当に尽きないですよね。
高齢ひとり暮らし親の毎日の安否確認
父子家庭の一人娘の私の結婚が決まった時、一番心配だったのが、高齢の父親が一人暮らしになってしまうことでした。
持病を抱えている父のこと、私が気づかない間に何かあったら…そんな不安が常にありました。
高齢の親の一人暮らしで怖いのは、万が一倒れてしまった時、すぐに気づけないことです。
訪問看護に週一回お世話になることは決まりましたが、倒れた時にすぐ気がつくわけではありません。
みなさんも仕事中や家事をしているときに、ふと「親は今、元気にしているだろうか?」と不安になることはありませんか?
「今日も元気そうでよかった」と、ちょっとでも確認できれば安心して過ごせますよね。
電話に出ない親に感じる不安
実家との連絡手段と言えば、固定電話しかないという方も多いのではないでしょうか
私の父も携帯電話をもっておらず、安否確認は実家の電話に掛けるしかありませんでした。
でも、父は散歩が好きで、なかなか電話に出てもらえないことも。
一番の事件は、結婚前に義実家への結婚挨拶で初めて2泊以上実家を離れた時。
実家の父に電話をかけても、タイミングが悪く繋がらないことが多く、心配性の私は最悪のケースも想定してしまいとても不安だったのを覚えています。
「もしかして、家で倒れているんじゃ…」
「何かあったのかもしれない…」
一度考え始めると、悪い想像ばかりが頭を駆け巡って、胸が締め付けられるような不安に襲われます。



電話がつながらない数十分は観光も全然楽しめなかった…
結局、いつも通り長めの散歩に出ていただけというオチでした。
連絡が取れたときの安堵感は大きいですが、その不安に費やした時間はもう戻ってこない無駄な時間です。
電話に出ないだけでは、単に電話に気づいていないのか、倒れているのか判断がつかないのが課題でした。
我が家の固定電話が古くて留守電機能がなかったのも問題ですが、買い替えたとしても、機械音痴な父親が細かく留守電をチェックできるとは思えませんでした。
そこで設置を考えたのが見守りカメラです。
親の安全は確保しつつ、一人の人間としての人格やプライバシーを尊重できる見守りカメラの選び方と設置時のルールについてみていきましょう。
格安選んで失敗しない!見守りカメラの選び方
どのカメラを選べば失敗しないのか、情報が多すぎて結局どれがいいのか分からなくなってしまいますよね。
たくさんの製品があって、機能も価格もバラバラ。
ネットワークカメラは、格安なものもたくさん売られています。
でも、格安な見守りカメラはセキュリティ関係が心配なので、注意してください。
機能面も機種によってちがうので、自分たちには何が必要かを検討していきましょう。
セキュリティ重視でプライバシーを侵害しない
親御さんのプライバシーを守り、安心して使ってもらうためには、技術的なセキュリティ対策が施された製品を選ぶことが絶対条件。
忘れてはならないのが、ハッキングなどによる映像流出を防ぐセキュリティ対策です。
これができていない製品を選ぶと、親子の信頼関係まで壊れてしまう可能性があります。
確認ポイント | 具体的な内容 |
---|---|
サーバーの場所 | 日本国内のサーバーでデータを管理している製品は、海外製に比べて安心感が高い |
パスワード設定 | 推測されにくい複雑なパスワードが設定できるか。初期パスワードのままは危険 |
プライバシー機能 | カメラ側で映像をオフにできる機能や、レンズを物理的に覆うカバーがあると親も安心 |
双方向通話や暗視機能、動体検知機能で親も安心
そのほかにも、見守りカメラによって色々な機能がついています。
「双方向通話」とは、カメラを通じてお互いに会話できる機能のこと。
何気ないやり取りができるようになると、親御さんにも見守りカメラ設置のメリットができます。
そして「暗視機能」は、真っ暗な部屋でも映像を確認できる機能です。
暗視機能があれば、夜中に胸騒ぎがして目が覚めても、スマホをたった数秒見るだけで親御さんの無事を確認して、また安心して眠りにつけます。
「動体検知機能」は、動きの変化があったときにスマホに通知してくれる機能です。
急用で電話したいけど出掛けてた…なんて時に、帰宅がすぐわかるようになります。
機能 | 親とあなたにもたらす絶大なメリット |
---|---|
双方向通話 | 電話が繋がらない時でも声かけが可能。簡単な会話でコミュニケーションが活性化する |
暗視機能 | 夜間の急な体調変化や転倒にも気づける。電気を消していても見守れるという絶対的な安心感 |
動体検知 | 親の動きを検知してスマホに通知。帰宅もすぐに把握できて便利。 |
スマカメ2 スタンダードCS-QS10 vs パナソニック屋内HDカメラKX-HRC100-K
以上のセキュリティ対策と機能面から、私は2つの見守りカメラに候補をしぼりました。
スマカメ2スタンダードとパナソニックKX-HRC100-Kです。
まず、スマカメ2は国内サーバーで運用されています。
個々のカメラもパスワード管理され、ユーザー側での任意変更も可能なので安心です。
有線LANだけでなく、無線LANでも接続できて便利です。
動体検知もついており、動きがあると録画やアプリ通知するよう設定できます。
録画はmicro SDカードが利用可能で、防犯カメラとしても機能します。
次に気になったのが、パナソニックの屋内HDカメラ KX-HRC100-Kです。


こちらもmicro SDカードで録画できるうえ、タイムラプス機能もついています。
一日分の動画を約10倍速で確認できて便利です。
動体検知のみならず、音や湿度にも反応。
もちろん暗視モードや通話機能もついています。
さらに、アプリにプライバシーモードがあり、撮影や録画等を無効にすることができます。



今はちょっと見ないでほしいって時に便利!
私が最終的に悩んだ2つの製品、「スマカメ2 スタンダード」と「パナソニック KX-HRC100-K」を比較してみましょう。
どちらも日本のメーカーで信頼性は高いですが、目的によって選ぶべき一台は変わってくるでしょう。
比較項目 | スマカメ2 スタンダード (CS-QS10) | パナソニック 屋内HDカメラ (KX-HRC100-K) |
---|---|---|
価格 | 安価で手軽に始められる | 機能が豊富な分、高価 |
必須機能 | 双方向通話・暗視・動体検知) | 双方向通話・暗視・動体検知・音/湿度検知 |
こんな人におすすめ | まずはお試し、コストを抑えて見守りを始めたい人 | 機能性を重視し、予算に余裕がある人 |
決め手 | 圧倒的なコストパフォーマンスと設置の手軽さ | 豊富な機能とパナソニックブランドへの信頼感 |
パナソニック製品は多機能で安心感がありますが、その分価格も高く、全ての機能を使いこなせない可能性があります。
一方、スマカメ2は必須機能に絞り、圧倒的な低価格と設定の簡単さを実現しています。



結論、手軽さとコストで選ぶならスマカメ2で確定!
もちろん、豊富な機能やブランドの安心感を求める方には、パナソニック製がおすすめです。
スマカメ2 スタンダードがおすすめな理由をレビュー
私が数ある製品の中からスマカメ2 スタンダードを選んだのは、導入の手軽さと圧倒的なコストパフォーマンスが決め手でした。
スマカメ2は当時の価格でもパナソニック製より数千円安かったです。
それに、設置前はカメラがちゃんと見守りに役立ってくれるか、心配だったので、まずは気軽に試せる価格のスマカメ2にしました。
不都合があればパナソニックの方を買い直そうと思っていたのですが、不満がないのでスマカメ2を使い続けています。
実際に使ってみると、設定が簡単で、スマホからいつでも実家の様子が確認できて、安心感を得るには十分でした。
誰でも簡単にできる設定と操作
スマカメ2スタンダード(CS-QS10)の設置はとても簡単でした。
設置にはまず、どこなら監視されてもかまわないか、親の意向を確認しました。
最も重要なことなので、事前に設置場所や見る時間帯など、ルールを親子でしっかり話し合っておきましょう。
父親からは特に要望がなかったので、リビング全体を広く見渡せる窓際を設置場所にしました。
付属のスタンドで設置し、電源を近くのコンセントに繋ぎます。
設置場所によって、クリップ式やマグネットタイプなどのオプションが発売されていますよ。
設置したら、WPSボタンを押すだけでホームルーターのWi-Fiにつながりました。
見守りカメラをネットに繋げたら、あとは見る側の設定です。
スマカメ2には、iPhoneやAndroid向けの専用アプリがあります。
アプリをダウンロードして、カメラ本体のQRコードを読み込み。
パスワードを入力すれば、すぐに見守りカメラの映像を見られます。
パソコンで見たい方向けには、Windows用のアプリがありますよ。
慣れるまでは、外出時に親がコンセントを抜いてしまい、映らなくなることもありました。



コンセント差しっぱなしでいいよって伝えてね!
ランニングコストを抑える賢い接続方法
見守りカメラで気になるのが、本体価格のほかにかかるランニングコストですよね。
スマカメ2は買いきりなので月額料金が一切かからず、実家のWi-Fiに接続するだけで利用できます。
また、見守りカメラに必要なデータ通信量や低速でのカメラ画質がどのくらいなのかも気になるところでしょう。
スマカメ2の場合、画質を設定でき、最低画質でも親の表情や部屋の様子は十分に確認できます。
H.264という映像圧縮技術のおかげで、低速なインターネット環境でも安定して映像を見ることができるんです。
実家はホームルーター+SIMカードでWi-Fi環境を構築していますが、低速環境でも問題なく親の姿を確認できます。
詳しくはこちらの記事で、実家のWi-Fi環境の整え方について紹介しています。


SIMカードにはIIJmioを使うと、見守りカメラ分のデータ通信を消費せずに自分のスマホにデータ共有できるのでおすすめです。
見守りカメラの映像を見るのが一日数回、それも十数秒という方には十分なネット環境です。
つまり、一度購入してしまえば、ほとんど追加費用を気にすることなく、半永久的に親の見守りができるというわけです。
実際のカメラ映像や通話性能
一番気になるのは、実際の映像の綺麗さと通話の品質ですよね。
映像は日中はもちろん、真っ暗な部屋でもしっかり映る暗視機能が優秀です。
見守りカメラの画質は五段階から選べます。
私は最低の設定にしていますが、十分見えています。
テレビで同じ番組を見ていたらわかるぐらいで、特に画質で困ったことはありません。
モザイクだらけになっちゃいましたが、下記のような写りです。左側にいるのが私です。


暗視モードもあり、部屋が暗くなると自動的に赤外線を利用した暗視モードに切り替わります。
右側はテレビ上のカレンダーの部分をズームしてみました。




部屋の電気を消すと、暗視モードの赤外線機能でカメラが赤く光ってしまいますので、親御さんにも伝えておきましょう。
暗視モードがあるので、実家の見守りだけでなく、ペットやベビーモニター代わりにする方もいます。
ただし、赤ちゃんやペットの寝てる時など、暗い環境でも見守りたいなら、スマカメ2ローライトPoEの方がおすすめです。
赤外線機能がオフにできるので、暗い環境にいる対象(赤ちゃんやペット)の邪魔をしません。
ちなみにベビーカメラについては、こちらの記事も参考にしてください。


スマカメ2には、スピーカーとマイクもついているので、通話もできます。
正直に言うと、通話性能はおまけ程度と考えた方がいいです。
私の父親は高齢で耳が悪いからか、それともスピーカーの質の問題なのか、少し聞き取りづらいと言っていました。
我が家では、父親に私のおさがりスマホを持たせて、LINEでも連絡ができるようにしたので、通話機能は重視しませんでした。



LINEに気づいてない時にカメラから「LINE見て」って声かけるくらいしか使わないし十分かな
マイク機能は、親の見るテレビの音がしっかり聞こえる時と、ノイズでよくわからない時があるので、通信速度の影響が多そうです。
通話機能は完璧ではありませんが、安否確認と、「見守っているよ」というメッセージを伝えるツールとしては十分すぎる性能です。



通話よりも「いつでも見れる安心感」が大事だから目的は果たせてる!
こちらの記事で、ポケベルどまりの不器用な父親でもできるLINEコミュニケーションについて解説しています。


会話機能重視の方には、レビューを見ると、声の届き方についてはパナソニック製の方が良さそうです。


見守りカメラスマカメ2で手に入れた安心
これで、家事の休憩中や移動中の「今どうしてるかな?」と思ったその瞬間に、すぐに実家の様子を確認できます。
もう、不安な気持ちを抱えたまま時間を無駄にしないで済みます。



いつでもどこでも、スマホを開けば3秒で親の安否確認が完了!
もう親との連絡ですれ違わない
実際に私がスマカメ2を使い始めてからは、連絡のすれ違いがなくなっただけでなく、親子のコミュニケーションも以前より深まりました。
これまでは、親がただ電話に気づかなかっただけなのに、「何かあったのでは…」と最悪の事態ばかり想像してしまっていた私。
それが、見守りカメラをチェックするだけで、「なんだ出かけてるだけか!」とすぐに不安を解消することができるようになりました。
もう一つ、見守りカメラをつけてよかったのは、連絡のすれ違いが減ったことです。
実家を出てからはLINE通話をよくしていたのですが、空振りになる事も多かったです。
父親は不在着信があると、気に病んで外出もせずにソワソワと次の連絡を待ってしまう性格でした。


そこで、見守りカメラを設置してからは、電話する前にリビングの様子を確認。
確実に在宅しているタイミングで電話できるので、空振りはなくなります。
もし不在ならアプリの動体検知機能をオンにすれば帰宅がすぐにわかります。
おかげで、お互い気に病むことなく、電話できるようになってよかったです。



暇そうだし電話してみるか、とか前より気軽に電話できるようになったよ!


「監視されたくない!?」スマカメ2がもたらした親の変化
見守りカメラを設置するうえで、一番の障壁は「監視されているようで嫌だ」という親の抵抗感ですよね。
私も最初は同じ心配をしていました。
プライバシーを侵害して、親子関係がギクシャクしてしまったら元も子もありません。
父親も最初、「見守りカメラなんて監視されているみたいで嫌だ…」と設置を少し渋っていました。
しかし、いざ設置すると、コミュニケーションがとりやすくなったと喜んでいます。
高齢の一人暮らしなので、孤独感を感じやすいと思いますが、私がカメラを見ている話をするとうれしそうです。
父親いわく、「毎日ちゃんと見守ってくれてるのが伝わってくるし、もし自分の身に何かあったとしても安心だ」と思うようになったそうです。
監視ではなく「見守り」であるという真実が伝われば、親の気持ちは確実に変わります。



最初は抵抗があった親も、今ではカメラがある生活を心から喜んでるよ!
このように、親が感じる孤独感を減らせたのも見守りカメラのメリットでした。
見守りカメラと一緒に、おさがりスマホを使ってLINEでコミュニケーションをとるようになった影響も大きいでしょう。
この記事では、離れて暮らす親のことで悩むあなたへ、見守りカメラ「スマカメ2 スタンダード」を使った解決策を紹介しました。
いつでもスマホで親の無事を確認できる安心感は、何にも代えがたいものです。
みなさんもぜひ見守りカメラを活用して、実家の親とコミュニケーションをとってくださいね。


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