結婚式をやるにしても、何らかの事情で両親を呼ばない結婚式スタイルを選ぶ新郎新婦もいます。

私たちも、両親を呼ばないで新郎新婦ふたりだけの結婚式を挙げました!
私たちがふたりだけで結婚式を行ったのには、その方が気楽だからというのが一番の理由ですが、私たちの背景に複雑な家庭事情があったのも事実です。
そこで今回は、親を呼ばない結婚式を選んでみて、実際の親の反応をご紹介します。
ふたりだけで結婚式をするには、親を説得して、許可を得ることが大切になってきます。
この記事を読んで、円満に夫婦ふたりだけのなど親を呼ばない結婚式を挙げてください!
このブログでは、ふたりだけでの挙式について、準備から本番当日のことまで詳しく解説していますので、参考にどうぞ♪
【完全版】実際に挙げた夫婦がふたりだけの結婚式を徹底解説!【ふたり婚】

片親同士の結婚式事情
まずは、私たちの家庭事情についてご紹介します。
妻は母親と死別した片親
新婦である妻の私は、父子家庭で育ちました。
母親とは小学生の時に死別しており、ずっと父娘の二人暮らしでした。
結婚を機に実家を出て、父親と同じ市内で、夫と暮らしています。
新婦に母親がいない結婚式で疑問となるのは、ベールダウンを誰がやるかということです。
しかしこれは、大切な人であれば誰を選んでもかまわないそうです。
父子家庭で育った花嫁さんの結婚式では、ベールダウンも父親にしてもらうことも多いです。
余談ですが、私は父子家庭で育ってきたがゆえに、父親に対する気持ちもひとしおで、バージンロードを一緒に歩こうものなら号泣して台無しにしてしまいそうだったのも、親を結婚式に呼びたくなかった理由の一つです。

想像しただけで涙が出そうになるんだから、結婚式本番だと泣き崩れる自信があった!!
ちなみに、高齢の父親の一人暮らしが心配な方には、こちらの記事もおすすめです。
【スマカメ2】高齢者の実家の親が心配で見守りカメラ設置【おすすめ】

夫は両親が離婚した片親
新郎である夫は、両親が離婚しています。
しかし、夫本人は、父親とも母親とも仲が良く、両方と交流があります。
結婚式をするにあたり問題だったのは、離婚している場合、両親のどちらを招待するかということです。
親と子は仲が良くても、父親と母親は顔も合わせたくないという状態の離婚家庭も多いと思います。
夫も両親両方と仲が良いので、結婚式をするにあたりどちらに来てもらえばいいかに頭を悩ませていました。

どっちも大切だからこそ選べない!!
結婚式に親を呼ばないさまざまな理由
結婚式に親を呼ばない話をすると、なかには親と仲が悪いんだねと決めつけてくる人もいます。
しかし、結婚式に親を呼ばない理由には、色々な家庭事情があります。
病気などで親なしの結婚式
まず、結婚式に親を呼ばない訳には、親の病気という理由があります。
実は、新婦の私の父親はこの理由にも該当します。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
私の父親は精神的な病気で、緊張する場が苦手だったため、新婦の私とバージンロードを歩くのは少し難しそうでした。
さらに、夫の実家は新幹線の距離にあり、遠めでした。
それぞれの地元が離れている場合には、どちらの実家に近い方で結婚式を挙げるのか、はたまた中間地点で挙げるのかも考えなければなりません。
親が病気の場合、遠距離の移動が難しいという方もいらっしゃると思います。
病気に限らず、高齢でも、あまりに長距離の移動などは避けたいですよね。
そうなると、親でも結婚式を欠席という選択肢を取らざるを得ない状況も出てきます。
身体的な病気なら周りのサポートで出席可能な場合もありますが、病状にもよりますし、病気は親なし結婚式の大きな理由の一つです。
これ以外に結婚式に親が欠席となる理由は、児童養護施設で育っていたりして、天涯孤独で親がいないなども考えられます。
このように、片親以外にも、結婚式に親を呼ばない理由はたくさんあるのです。

毒親など嫌いで呼ばない結婚式
また、世の中の子供の全員が親と仲がいいとは限りません。
なかには、両親とは不仲で疎遠だったり、絶縁している人もいます。
毒親で苦労してきたという人は少なくありません。
私も、極端に親と仲が悪いわけではありませんが、感謝の手紙は読みたくない派でした。
家庭環境で苦労してきた分、育ててくれた感謝よりは、一緒に頑張ってきたねという思いの方が強かったです。
また、家庭事情がとても複雑だったため、親族紹介や生い立ちムービーなんて自分には到底考えられませんでした。
なので、人前が恥ずかしいという理由もありましたが、披露宴には憧れがありませんでした。
それに、嫌いな人は結婚式に呼びたくないというのは新郎新婦誰しもが思うことです。
毒親育ちは、その嫌いな人が親であるので、結婚式に親を呼びたくないと思うのも当然です。
親が結婚式めんどくさい派で来ない
あとは、ただ単純に結婚式がめんどくさいと思うご両親もいらっしゃいます。
新郎新婦の中にも、結婚式めんどくさい派がいるのと同様に、親の中にも結婚式をめんどくさいと感じる方はいらっしゃいます。
家族婚などの少人数婚ならまだしも、披露宴ありの結婚式だと、ゲストの方々にあいさつ回りをしたりと両親の負担も大きくなります。
人前を恥ずかしいと感じるご両親もいらっしゃるでしょう。
私も披露宴などのゲストを呼ぶ結婚式は恥ずかしいので、ご両親が結婚式に出たくないと思う気持ちはとてもよくわかります。
両親の結婚式不参加には悲しみを感じるかもしれませんが、逆に言えば、自由に自分たちの意見を反映できるのは魅力的です。
逆に、新郎新婦の中には、親の過干渉が過ぎるから、細かく口を出されないように結婚式に呼びたくないという方たちもいます。
お金などの支援をしてくれるならまだしも、援助もなしに文句だけ言われるのも嫌ですよね。
これ以外には、再婚で二度目の結婚式となる場合、もう一度両親を呼ぶのは気まずいと考える方々もいます。

親を呼ばない結婚式を挙げた理由
結婚式に親を呼ばない理由はこのように多種多様です。
では結婚式は誰のために、何のために挙げるものなのでしょうか??
自分のため?両親のため?祖父母のため?お世話になった方々?
それは、結婚式を挙げるそれぞれの新郎新婦によって変わります。
お世話になった人への感謝を伝えたい人。
両親や祖父母にに花嫁姿を見せたい人。
二人の門出として誓いの儀式がやりたい人。
私たちは、挙式に憧れがあり、二人で新しく幸せな家庭を築いていくための誓いの儀式がしたかったのが、結婚式をしたいそもそもの理由でした。
なので、最初から親のために結婚式を挙げるという考えはあまりなかったです。
そして、自分たちの好きなように結婚式のスタイルを選んだ結果が、ふたりだけの結婚式でした。
親を呼ばないために選んだのではなく、理想を突き詰めていったら、結果として親を呼ばない結婚式スタイルになったという感じです。
【経験談】二人だけで挙式して感じたメリット8選&デメリット4選【代替案】

結婚式だけが感謝を伝えられる場ではない
ふたりだけで結婚式をしたいといっても、親の許可を得ないことには、気持ちよく準備も進められません。
そこで、私たちがどのように親を説得して、結婚式を無事に挙げられたのかをご紹介します。
結婚式に親を呼ばないときの説得方法
私たちは、プロポーズの時点で結婚式もふたりだけでやりたいと考えていたので、結婚挨拶で許可をもらいに行くのと同時に、自分たちがふたりだけで結婚式をしたい理由を直接説明して、了承を得ました。
そこまで結婚式自体に思い入れが無いのか、家庭事情から遠慮したのか本当のことはわかりませんが、文句を言われることもなくすんなり受け入れてもらえました。
妻の父親は病気だし、夫のご両親も自分たちが結婚する時にもろもろの面倒を避けるためにリゾート婚を選んでいて理解があったというのも大きかったと思います。
けれど、結婚式に親を呼ばないという話だけで終わらせるのは、親からしたら少し寂しく感じるものだと思います。
そこで、私たちは結婚式に親を呼ばない代わりに、感謝を伝えるための代替案を考えました。
私は父親と一緒に旅行に行き、その写真をアルバムにして最後のページにメッセージを書きました。
結婚式の定番の感謝の手紙ではありませんが、少しは自分の気持ちを伝えられたかなと思っています。
病気の父も、結婚式より父娘旅行の方が気楽だし楽しかったと言っていました。
今でもたまにアルバムを見返して、懐かしんでいるそうです。

あと挙式の短時間の一張羅にお金使うくらいなら旅行の方がありがたかったとも言ってたよ!
ここで重要なのは結婚式をやることだけが親への感謝を示す唯一の方法ではないということです。
大前提として、私たちは、結婚式は新郎新婦ふたりだけで行いましたが、お互いの家族を大切にしています。
遠方の夫のご両親にもよく連絡を取ったり、困ったことがあれば手助けしたりしています。
結婚式の写真も、和装前撮りの写真と一緒に一つのアルバムにまとめて、父親と母親それぞれにプレゼントしました。
確かに結婚式は親に感謝を伝える場として、とても便利な機会です。
しかし、結婚式でしか親を大事にすることができない訳ではないので、旅行に行くなど別の方法で感謝を伝えることも考えてみてください。
そして、一度きりではなく、普段から親のことを気にかけてあげてください。

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ただ単に、親は結婚式に呼ばないとだけ伝えて、自分たちの希望のみを押し通そうとするのは、揉める原因です。
きちんと親を呼ばないで結婚式したい理由を納得してもらえるように説明しましょう。
不仲で絶縁しているならまだしも、ほかの理由で親を呼ばない結婚式をやるのならば、親も喜ぶ代替案を提示すると説得もしやすいです。
結婚式をしないことが親不孝なのではない
最近では、結婚式をやりたくない新郎新婦も増加傾向で、ナシ婚も増えてきています。
結婚式自体に興味がなくてやりたくないと思っていても、親に反対されていて悩む方もいらっしゃると思います。
たまに、結婚式をしない=親不孝だと考える人がいます。
しかし私は、結婚式をしないことに問題があるのではなく、
結婚式をしない=自分たちがないがしろにされていると両親に思われてしまうことが問題なのではないかと思います。
そんな時は、親にショックを与えるだけにならないように、別の形でのフォローを考えてみてください。
また、どうして結婚式をやりたくないのでしょうか?また、ご両親はどうして結婚式をやって欲しがっているのでしょうか??
お互い理由を話してみて、折衷案の結婚式スタイルを選ぶことはできませんか??
親は花嫁姿が見たいというのなら、格安で挙式だけするというのも一つの手です。

諦めたくないならふたりだけの結婚式がおすすめ!
親を呼ばない結婚式は難しいから結婚式をしないという選択する新郎新婦もいるかと思います。
しかし、本当に結婚式をしないことに決めて、後悔しないでしょうか??
私は、少しでも結婚式に憧れがあるのなら、前向きに検討してみてほしいです。
最初から結婚式に興味が無いのならばかまいませんが、家庭事情で諦めた結果、結婚式をしないというのは、後悔の種になると思います。
数年後に、ほかに方法はなかったのかなと後悔する前に、今、結婚式ができる方法を考えてみてください。
そして、親を呼ばないふたりだけの結婚式がしたい場合、リゾート婚かフォトウェディングの二択になっていないでしょうか??
そこで私が提案したいのが、地元の結婚式場での二人だけの結婚式です。
挙式の誓いの儀式という側面にあこがれている!でもハネムーンは挙式とは別で行きたい場所がある…
という新郎新婦に超おすすめです!
私たちは、ふたりだけの結婚式を挙げて、とても楽しかったですし、幸せでした。
結婚式場の話では、盛大な結婚式では疲れて楽しめなかったため、ふたりだけで挙式をやり直したという新郎新婦の話も聞きました。
地元でのふたりだけの結婚式ならば、内緒で思い出を作り直すことも可能です。
また、地元での挙式を選べば、試着時を利用して、親にウエディングドレス姿を見せることができます。
私の父親も、病気で挙式本番への参加は難しかったですが、試着姿を見るだけなら気楽なのでちらっと見に来ていました。
両親が離婚していて、どちらを呼べばいいか困っている方も、それぞれ別の試着日に花嫁姿を見に来てもらうという方法もあります。
ふたりだけの結婚式がおすすめな詳しい理由はこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください!
【後悔皆無】2人だけの結婚式を選んだ理由、フォト婚リゾ婚ナシ婚のデメリット解消!

また、こちらのカテゴリーページでは、2人から挙式のみの結婚式が可能な結婚式場を各都道府県ごとにまとめています。

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