結婚式で使用したウェディングブーケ、どうすれば美しく保存できるか悩みますよね。
この記事では、思い出のウェディングブーケを自分で3種類に保存加工した方法とその後の様子を、写真付きで詳しく解説します。
専門店に依頼するだけでなく、自分で手軽にできるブーケ保存方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

末永く楽しみたい人には、プリザーブドフラワーがおすすめです!
思い出をそのまま残せて、結婚式から数年経った今でも綺麗な状態を楽しめています。
結婚式後のウェディングブーケ
結婚式後に新郎新婦を悩ませるのが、ウェディングブーケをどうするのかという問題です。
フローリストと相談して作ったウェディングブーケとブートニアは、世界に一つだけのオリジナルブーケです。
思い出のブーケを大切に保存する方法を知っておくと、結婚式の感動をいつまでも保てます。




ウェディングブーケの寿命と対策
ウェディングブーケの寿命は、生花の種類や保管状況によって大きく変わります。
一般的に、生花のブーケは数日から1週間程度でしおれてしまうため、早めの対策が重要です。
生花の種類や結婚式の季節によっては、当日中にしおれてしまうこともあります。
結婚式後、1泊の旅行に行った際、十分な水やりができず、みるみるうちに花が枯れてきてしまいました。
挙式後すぐに延命剤を使用したり、適切な場所に保管したりすることで、ブーケを長持ちさせることができます。
対策をまとめると、以下の通りです。
対策 | 詳細 |
---|---|
生花の延命剤を使用 | 水に混ぜて花瓶に入れるタイプの延命剤が効果的 |
適切な場所に保管 | 直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所に置く |
こまめな水替え | 毎日水替えを行うことで、水の腐敗を防ぐ |
切り戻し | 茎の先端を斜めに切り戻すことで、水の吸い上げを良くする |



私も生花の事前に生花の延命剤を用意しておけばよかったと後悔…
生花の延命剤は、ネットで安く購入することができます。
そして何より、結婚式後にウェディングブーケをどう保存するか、事前に考えておくことが重要です。



迷ってる人も、すぐ動けるように情報収集だけは先にしておこう!



結婚式後の受付ができるお店もあるからね!
自分で挑戦!ウェディングブーケ保存3選
私たちが残した3種類のアフターブーケは、プリザーブドフラワー&ドライフラワー&押し花です。
ブーケの保存方法と、その後の様子まで写真付きでご紹介します。
おすすめはプリザーブドフラワー
まず最初に考えたのは、プリザーブドフラワーでした。
プリザーブドフラワーは、生花に特殊な加工を施し、色鮮やかな状態を長期間保つことができる保存方法です。
プリザーブドフラワーの加工には専門的な道具や技術が必要なので、自分で手作りするのは難しく、断念しました。
私たちの結婚式場でも、アフターブーケの提案がありました。
しかし、立体押し花かキャンドルのみで私の好みに合わず、自分で加工することにしました。
幸いにも、結婚式場から徒歩で行けるところに、プリザーブドフラワーの加工ができる専門店があったので依頼しました。
安いプリザーブドフラワーにする秘密
でも、プリザーブドフラワーって、他の方法に比べて費用がかかるのが大きなデメリットですよね。
そこで、私たちはアフターブーケの費用を少しでも安くするために、ブーケ全体ではなく、一部分だけをプリザーブドフラワーに加工しました。
部分的な加工は値段が安く、コンパクトで飾りやすいというメリットがあります。



プリザーブドフラワーは小さくても、お花たちをみて思い出す思い出は一緒だよ!
挙式後すぐにアフターブーケ専門店へ向かい、ウェディングブーケに使われた各種類のお花を1本ずつ入れたプリザーブドフラワーを依頼。
プリザーブドフラワーの完成は、依頼から約3ヶ月たった頃でした。
結婚式当日のウェディングブーケの雰囲気をそのまま、バランスよく仕立てていただきました。


お花の色味は少し濃くなった印象ですが、とても綺麗でよかったです。
ブルースターの鮮やかな青色や、かすみ草もアクセントになっていい感じ。
プリザーブドフラワーはガラスドームに入っているため、ほこりが入りにくいです。
ちなみに、この記事を書いて初めて知ったのですが、プリザーブドフラワーには着色の工程があるので、お花の色味をそのまま残したい場合は、立体乾燥のドライフラワー加工の方がおすすめです。
ドライ加工とは言っても、逆さづりでアンティークなイメージのある自然乾燥ではなく、立体乾燥なので、お花の色も形も美しく残せます。



だからちょっと色が濃くなったのか!ドライフラワーにも種類があるなんて知らなかった!
結婚式場の近くにアフターブーケの専門店があり、結婚式後すぐに行ける方は多くはないでしょう。
そういう方は、事前に手配しておくのがおすすめです。
インターネット通販では、ウェディングブーケの加工保存ができる専門店が多くあります。
デザインが豊富で選ぶ楽しみがあり、結婚式後すぐにブーケを発送できるよう段ボールを送付してくれるサービスもあり便利です。
その中でも一番おすすめなのは、ドライ加工を得意とする
「ガラスボトルブーケ」「額縁の3Dブーケ」「押し花」を取り扱っており、40種類のデザインから選べるのが魅力です。
もちろん、ブーケ全体だけでなく、一部分だけの保存加工をすることもできます。
ガラスボトルブーケだけでも、ラ・フランス型や、アンティーク調などたくさんの種類があって、見ているだけでも楽しいです。




事前に申し込めば、ブーケ配送BOXを送ってもらえますが、結婚式後でも対応は可能ですので、詳しくは公式サイトをご覧ください。
Instagramでも人気のお店で、ウェディングブーケだけではなく、プロポーズでもらった108本の薔薇をすべて加工保存して思い出に残す方もいらっしゃいます。
全国各地の結婚式場とも取引がある、信頼できるブーケ保存加工の専門店です。
公式サイト>>
手軽なドライフラワー加工
ドライフラワーは、ブーケを乾燥させることで長期間保存する方法です。
特別な材料や技術は不要で、手軽に始められます。
- ブーケから花を取り出す
- 風通しの良い場所に吊るす
- 直射日光と湿気を避け、完全に乾燥させる(通常1週間~数週間)
- 乾燥後、埃を払い、必要に応じてヘアスプレーなどを軽く吹き付ける
私が実際にやった簡単な方法は、こちらの記事で写真付きで紹介しています。
おしゃれな花瓶や、長持ちさせるための方法についても解説しています。
ドライフラワーは繊細なので、飾るための花瓶を用意しておくと、掃除もしやすくおすすめです。


かわいく手作り押し花
押し花は、花を押しつぶして乾燥させることで、平面的な状態で保存する方法です。
押し花は、場所を取らずに飾れるのがメリットです。
私たちは、プリザーブドフラワーとドライフラワーに加工しても、まだブーケのお花が残っていたので、思いつきで押し花にもしてみました。
- 花をティッシュペーパーや新聞紙で挟み、水分を吸い取る
- 厚い本などで挟み、重しを乗せて数週間乾燥させる
- 乾燥後、台紙に貼り付け、額などに入れて飾る
実際にやった押し花の簡単な作り方はこちらの記事をご覧ください。
道具がなくても作れますが、押し花シートを買うと、より簡単に作れます。
Amazonでの評判がいい、押し花用の乾燥シートはこちらです。
アフターブーケのその後を比較
3種類に保存加工したアフターブーケがその後、どのように変化したのかをご紹介します。
まず、保存した当初の仕上がりはこちらの通りです。


最初にダメになってしまったのは押し花で、10ヶ月ほど経つと、すっかり色褪せていましました。
特にアクリル仕様のフォトフレームで、日の当たる場所に飾っていたものは、完全に色素が抜けてしまいます。
ドライフラワーも、棚に横倒しで飾っていたら、小さいお花が落ちて掃除が大変でした。



特にかすみ草がポロポロ落ちまくる!
しかも、ドライフラワーは引っ越しの時に持ち運びに困って、結局捨ててしまいました。
プリザーブドフラワーだけが、現在も変わることなく、楽しめています。



やっぱりちゃんと専門店に依頼しただけのことはあるね!
ドライフラワーも押し花も、手作りした時には、とても綺麗に残せて、大満足していました。
しかし、あっという間にこのように残念な結果になってしまいました。
もしプリザーブドフラワーにも加工保存していなかったら、ひどく後悔していたでしょう。
アフターブーケの保存方法によって、保存後の状態は大きく異なります。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
保存方法 | 保存期間 | 状態の変化 |
---|---|---|
プリザーブドフラワー | 数年~10年以上 | 色鮮やかさを保ち、長期間楽しめる。 |
ドライフラワー | 数ヶ月~1年 | 色褪せしやすく、花びらが崩れやすい。 |
押し花 | 数ヶ月~1年 | 薄く平らになり、色褪せしやすい。 |
後悔しないのは専門店のプリザーブドフラワー
自分で3種類のアフターブーケに保存加工してみて、やっぱり一番よかったのはお店に依頼するアフターブーケでした。
余ったお花を夫婦で楽しくドライフラワーや押し花に加工したのも、それはそれで楽しかったですが、いつまでも楽しめるアフターブーケを一つ残しておくのがおすすめです。
プリザーブドフラワーは我が家で唯一、結婚式から数年経った今も綺麗な状態のまま楽しめているアフターブーケです。
費用を安くするコツ
アフターブーケの中でも、特にプリザーブドフラワーは、色鮮やかで長期間保存できるため、専門店の技術があれば、お花の色や形をより美しく残せます。
プリザーブドフラワーは専門店に依頼すると費用がかかりますが、工夫次第で費用を抑えることが可能です。
プリザーブドフラワーの費用を安くするコツは、サイズを小さくすることです。
思い出のブーケ全体ではなく、一部分の花だけをプリザーブドフラワーに加工することで費用を抑えられます。
専門店の技術と自分のアイデアを組み合わせることで、費用を抑えながらも、素敵なアフターブーケを作ることが可能です。
部分加工できるアフターブーケ専門店
では、ブーケの一部分だけをアフターブーケにできる専門店をいくつかご紹介します。
xing-flower
まずは先ほどもご紹介したxing-flowerです。
ドライ加工によるボトルブーケや3D額、押し花といった加工方法が選べます。




写真も一緒に飾れるタイプや、二人の名前や記念日をガラスやプレートに刻めるタイプもあります。
選べるデザインの種類が豊富でおしゃれなため、選ぶのが難しいほどです。
セットプランもあり、自分たちだけでなく両家の家族にも贈れるのが良い点です。
挙式前日午前中までに注文するとブーケ配送用のボックスが送られてくるほか、ホテルへの配送も可能なため、挙式直前の注文でも安心です。
挙式後に自分で段ボールを用意して送る場合でも、ホームページに送り方が写真付きで丁寧に書いてありますよ!
公式サイト>>xing-flower
Fatina Fiole
次にご紹介するのは、Fatina Fioreです。
ドライ加工の他に、3D押し花の取り扱いがあります。




こちらの専門店でも、ブーケ全体のほか、コンパクトにブーケを残すことができます。
ブートニアも一緒に残せるデザインもありますよ。
挙式の1週間以上前に注文すれば、ブーケの送付に便利な専用ボックスを送ってもらえます。
もちろん、ブーケの仕上がりを見てからできる、挙式後の注文にも対応しています。
公式サイト>>Fatina Fiore
LA MIDE
最後にご紹介するのは、楽天市場にあるLA MIDE 花工房ラ・ミディです。




ドライフラワーや押し花への加工を頼むことができます。
ドライフラワーを飾るガラスドームには、ベルタイプもあってかわいらしいです。
3D立体額では、立体的にブーケを残せるので、結婚式当日のブーケの雰囲気をいつまでも楽しむことができます。
一部のみの保存も可能で、小さいサイズのボトルブーケもあるため、予算に合わせて加工方法を選べます。
公式サイト>>LA MIDE 花工房ラ・ミディ
ずっと残せるアフターブーケで後悔を残さない
結婚式のウェディングブーケは特別な思い出が詰まっているため、できるだけ長く綺麗に残したいものです。
この記事では、ウェディングブーケを自分で3種類の方法で保存・加工した体験談を、写真付きで詳しくご紹介しました。
この記事を参考に、思い出のウェディングブーケをプリザーブドフラワーにして、色褪せない思い出として残してみてはいかがでしょうか。
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