結婚の準備も無事に進み、いよいよ婚姻届の記入!とても緊張しますよね。
入籍と同じく引っ越しもするのかなどによって、婚姻届の書き方も変わってきます。
書き間違えたらどうしようという不安があったので、婚姻届を書くときは入念に調べてから記入しました。
そこで学んだ、間違えやすいポイントなどをご紹介します。
記載内容は、私たちの入籍当時の話ですので、念のため各市区町村のHPでの記入例もご確認ください。
引っ越しと入籍がほぼ同時
私たちは、引っ越しをして数日後の日付を入籍日に決めていました。
それまでは、私は同じ市内の実家、夫は就職を機に県外の実家をすでに出ており、今と同じ市内に住んでいました。
まとめると、
夫婦ともに区は変わりましたが同じ市内での引っ越しだったので、転出届&転入届の引っ越し手続きではなく、転居届のみで引っ越し手続きが可能でした。
また、引っ越しと同じ時期に入籍だったので、転居届と婚姻届の提出は同じ日に行いました。
婚姻届のもらい方
転居届は、提出日に役所で記入することにしましたが、証人の記入も必要な婚姻届は事前の記入が必要です。
まずは、婚姻届のもらい方からです。
婚姻届は、区役所などでもらうことができます。
書き損じなども考慮して、予備の婚姻届も含めて、少し多めの枚数をもらっておきました。
一緒に記入例などもついていました。
婚姻届は、直接役所に出向いてもらう以外にも入手する方法があります。
まずは、市区町村のホームページからダウンロードして印刷する方法です。
既定のサイズにプリントアウトしないと受理してもらえないのでご注意ください。
事前にダウンロードして下書きを記入、提出用の婚姻届をもらいに行くときに、記入が合っているかを確認してもらうと効率がいいのでおすすめです。
また、婚姻届は既定のサイズや内容などの要件を満たしていれば、デザインは問われないので、オリジナルデザインの婚姻届も多数販売されています。
たいてい提出用・保存用・予備用と3枚セットで売られていることが多いです。
役所でもらってくれば無料ですが、自分好みのデザインの婚姻届を利用したい方には購入がおすすめです。
ディズニーや和柄など、さまざまなデザインのオリジナル婚姻届がありますので、一度ご覧になってみてください。
オリジナル婚姻届『シンデレラウェディング』
婚姻届を出すときに必要なもの
婚姻届の提出までに用意しなければならない書類等は以下の通りです。
この中でも、婚姻届の証人記入と戸籍謄本の入手には時間がかかるので、早めに準備するようにしてください。
婚姻届の提出に必要なもの
- 婚姻届
- 本人確認書類
- 印鑑(旧姓)
- 戸籍謄本(届出地が本籍地と異なる場合)
婚姻届を提出する役所が本籍地とは異なる場合、戸籍謄本が必要になります。
夫は県外の実家から、就職で現在の市区町村に引っ越してきており、現住所は本籍地とは異なる都道府県にあります。
なので、婚姻届の提出時に、戸籍謄本も出すことが求められます。
妻の私は、実家も新居も同じ市内です。
本籍地は、婚姻届を提出する役所と区は違えども、管轄の同じ市内なので、戸籍謄本は不要でした。
しかし、漢字や表記の間違いが怖かったので、念のため私も取得して、参考にしながら婚姻届を記入しました。
戸籍謄本は、どこの役所からでも入手できるわけではなく、本籍地のある役所にしか申請できません。
夫の場合、遠方だったので、郵送で取り寄せました。
申請方法は各市町村のホームページに記載されています。
注意点として、郵送での戸籍謄本の取り寄せは、2週間ほどかかるので、早めに申請するようにしてください。
婚姻届の書き方
婚姻届と戸籍謄本を入手したら、早速記入していきましょう。
つまづきやすいポイントも含めて、解説していきますので、ミスや記入漏れの無いように注意して記入してください。
また、必ず消えないボールペンや万年筆で記入しましょう。
氏名やマンション名の注意点
婚姻届の氏名は、旧姓で自分の名前を書きます。
旧字体などの場合は、戸籍謄本などで登録がどうなっているか確認するのがおすすめです。
生年月日は、西暦ではなく、昭和平成令和といった年号で記入します。
住所の欄は、本来はその時点で住民票に記載の住所を記入しますが、私たちは転居届も同時に提出するので、引っ越し先の新居の住所を書きました。
マンション名も、管理会社からもらった資料はあるのですが、番地など正式な表記が不安だったので、役所で教えてもらいながら記入しました。
本籍と筆頭者の氏名の注意点
本籍は、戸籍謄本に記載の本籍地を記入します。
また、本籍の筆頭者というのは、戸籍の最初に書かれている人の名前です。
私の場合は、父親でした。
死亡と離婚の場合の父母の氏名の注意点
婚姻届には、父母の氏名欄という親の名前を書く欄があります。
片親同士で結婚した私たちが一番戸惑ったのがこの父母の氏名欄の書き方です。
まず、妻の私は、母親が死亡している死別パターンの片親です。
死亡していても、母親の名前は記入します。
次に夫は、ご両親が離婚している離別パターンの片親です。
この場合も、父母両方の名前を記入します。
別れた親の名字は、現在の氏名を確認して記入してください。
つまり、父母の氏名欄は、死亡していても、離婚していても、記入しなければならないということです。
続き柄の書き方は、長女や二男という書き方でした。
次男ではないです。次女も二女と記入します。
新しい本籍地の注意点
結婚して新しい戸籍を作る場合、本籍地をどこにするかを決めなければなりません。
二人の新居だったり、お互いの実家を本籍地とする場合が多いです。
本籍地はどこにしてもかまわないので、皇居と同じ住所にしたりする夫婦もいますが、戸籍謄本はその管轄の役所でしか入手できないので、行きやすい場所を本籍地に選ぶのがおすすめです。
私たちは、新居と同じ住所にしました。
本籍地は、一度決めたら変えられないというわけではなく、転籍届を提出すれば変更が可能です。
なので、私たちはマイホームを購入したら、本籍地は変えようと話しています。
職業欄や届出人署名押印の注意点
職業欄は、正直よくわからなかったので、役所の人に聞きながら記入しました。
夫婦の職業は、国勢調査の年ではなかったので、記入していません。
また、婚姻届を提出する夫婦が、それぞれで署名して印鑑を押す欄があるのでお忘れなきようご注意ください。
婚姻届の証人欄の注意点
婚姻届を提出するには、2名の証人の署名が必要となります。
証人は父母に依頼することが多いですが、友達などでも大丈夫です。
証人が記入しなければならないのは、氏名に生年月日、住所と本籍なので、わかるように情報を集めてもらっておいてください。
それに加えて、印鑑の押印も必要です。
なので、両家顔合わせなど、自宅以外で証人欄の記入をお願いする場合、印鑑の持参を忘れないように伝えておきましょう。
また、どちらか一方の父母、両方に頼む場合、名字が同じでも別々の印鑑を使用してください。
これで、婚姻届の完成です。
土日や祝日などの休日や、平日でも窓口の開いていない時間外に、婚姻届を提出する予定の方は、事前に窓口の開いている時間に行って、婚姻届の記入内容に間違いがないかを確認してもらってください。
役所でもらった婚姻届の記入例にも、事前確認をするように記載されていました。
婚姻届の提出先と必要な本人確認書類
婚姻届の提出先は、市区町村の役所です。
居住地や本籍地の役所に限らず、旅行などで一時的に滞在している市区町村の役所などでも可能です。
しかし、婚姻届受理証明書など、婚姻届を提出した役所でしか申請できない書類もあるのでご注意ください。
婚姻届は、土日や祝日といった休日や、平日の夜遅くや早朝などでも、時間外窓口があるので、24時間1年中提出が可能です。
事前にどこに時間外窓口があるのかを確認しておきましょう。
私たちは、現在住んでいる場所にある役所へ、平日の朝に婚姻届を提出しに行きました。
前述のとおり、記入の仕方が不安で保留にしていた空欄を窓口の方に教えてもらいながら記入しました。
提出時の本人確認書類は、夫は運転免許証で証明できました。
妻の私は運転免許証やパスポートなどの顔写真付き身分証明書を持っていなかったため、健康保険証と年金手帳で認めてもらいました。
なお、婚姻届は、役所に提出すると、手元には残らないので、記念に残したい方は事前にカラーコピーをしておきましょう。
結婚したという証明書をご希望でしたら、賞状タイプで上質紙の婚姻届受理証明書の取得がおすすめです。
私たちも、婚姻届の提出と同時に申請しておきました。
参考記事≫【賞状】婚姻届を記念に残したいなら上質紙の婚姻届受理証明書がおすすめ!
婚姻届提出時の記念撮影とマイナンバーカード申請
最近では、婚姻届を出すときに、役所の方に写真撮影をしてもらったという話もよく聞きます。
しかし、私たちの時は特にそんな素振りもなく、ほかの事務処理と同じような感じであっさりと受理されました。
窓口の方も忙しそうで、頼みづらかったので、夫婦2人で自撮りだけしました。
また、婚姻届の提出と同時に、マイナンバーカードもおすすめされたので申請しておきました、
顔写真付きの身分証明書があれば、その場で申請できるとのことだったので、夫は運転免許証で、本人確認をして申請していました。
顔写真付きの身分証明書のない妻の私は、申請用紙を後日送付してもらえることになりました。
マイナンバーの通知カードの住所変更や改正も同時にしようと思っていたのですが、この日は持っていくのを忘れてしまったので、後日、婚姻届受理証明書を受け取るときについでに手続しました。
通知カードの住所変更&改正手続きはすぐに終わり、裏面に新住所と新姓が記載されました。
追記※マイナンバー通知カードの記載事項変更は、2020年5月で終了したそうです。
新姓でのはんこ作成もお忘れなく!
婚姻届を提出する際には、改姓する側はまだ新姓での印鑑は必要ではありませんが、その後続く、銀行口座などでの改姓手続きではもちろん必要になってきます。
私は完全に忘れていて、急ぎで適当なはんこを作ったので、お時間のある方は今のうちに作成しておくことをおすすめします。
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