排卵検査薬を使うようになって、より詳しく排卵日を特定できるようになったけど、
じゃあいつタイミングを取るのが一番効果的なのか、卵子や精子の受精可能時間などを調べてわかりやすく図にしてまとめてみました。
あくまで私が個人で調べた範囲での見解ですが、参考になれば幸いです。
排卵日を特定する3つの方法
一般的に高温期の長さは14日間±2日と一定なので、生理周期が安定している場合、排卵日は特定しやすいです。
しかし、私のように生理不順の場合、排卵日を特定するのがかなり難しいですよね。
排卵日を特定するためのデータには、排卵検査薬、基礎体温、おりものの変化、病院での卵胞チェックなどがあります。
私は病院には通院していないので、卵胞チェックは出来ていません。
より詳しい精度を求めるならば、病院への通院がおすすめです。

確かに16日で排卵したり26日かかったりバラバラ…気長に妊活する気なら海外製の排卵検査薬使いまくるのも一案だけど、病院行った方が早いは早い。
追記※と思いきや、その後病院に行くと私の生理周期が30日になったり40日になったりバラバラだから、次いつ来るかは自分で決めてと言われました。卵胞チェック代も高いし、排卵検査薬使いまくる方針にしようと思います。
排卵検査薬で排卵日を予測する
排卵検査薬での排卵日特定にはこちらの記事をどうぞ♪
私が使用しているのはiherbで購入できる海外製の安い排卵検査薬BFPです。

病院に行かない自己流妊活なら排卵検査薬が一番わかりやすくておすすめです!
基礎体温で排卵日を予測する
基礎体温での排卵日特定についてはこちらの記事をどうぞ♪

後から見返して排卵できているかチェックするには有効だけど、事前に排卵日を予測するのは結構難しい…
おりもの(子宮頚管粘液)の変化
おりものの変化でも排卵を予測することができます。
おりものに含まれる子宮頚管粘液は、排卵期には精子が子宮にたどり着く手助けをしてくれます、
おりものは月経終了後から徐々に増え、排卵期の約2~3日間に多くなります。
その時期のおりものは卵白のようによく伸びます。
指にとってみると10㎝以上も糸を引くようになり、最も量が多くなった1~2日後に排卵が起こります。
排卵後はドロっとした粘性のある白濁した状態で、下着に着いたりします。

中には、指を少し入れて調べる人もいるみたい。私はそこまで出来ずおりものではよくわかりません…
以上のデータをもとに排卵日の予測はできたでしょうか??
排卵日何日前のタイミングが妊娠しやすいか
排卵日がわかったら、次はタイミングの取り方について考えます。
もちろん、普段から定期的にタイミングを取っている方が妊娠しやすいという話もあるので、頑張れる方はできるだけタイミングを取った方がいいと思います。
しかし、残業や出張など仕事が忙しかったり、もともと性欲が薄かったり、レスだったりと、そんなにしょっちゅう頑張れない方もいると思います。
なので、諸説あるデータを見ながら、一番効率のよさそうなタイミングの取り方を考えましょう!
妊娠率データからタイミングを考える
日本産婦人科医会では、次のように述べられています。
タイミング療法における適切な性行為の時期は、排卵6日以前と排卵翌日以降では妊娠率は0となり、排卵の1~2日前が最も妊娠率が高い事をしめしている3)。
https://www.jaog.or.jp/lecture/9-タイミング/
また、このようにも書かれていました。
米国生殖医学会では自然妊娠を目指すための要点を下記のように述べている。
妊娠しやすい時期は、排卵4日前より排卵前日であり頸管粘液の状態も関係する。この時期に1〜2日おきの性交が妊娠しやすい。
https://www.jaog.or.jp/lecture/9-タイミング/
簡単にまとめると、排卵日当日よりも排卵前の1~2日が妊娠しやすく、排卵4日前から1~2日おきにタイミングを取ると妊娠しやすいようです。

だけど、これで妊娠できないから困ってるんだ…
そもそも毎日頑張って回数を増やすというのも一つの手ではありますが、平日は仕事で疲れていたりして限度もありますよね。
受精可能時間からタイミングを考える
そこでもう少し詳しくタイミング法について調べてみました。
卵子と精子の寿命について、色々と調べましたが諸説あったので、目安としてお考え下さい。
☆卵管の中での精子の寿命は約72時間
☆排卵された卵子の寿命は約24時間
という見解が一番多く見受けられました。
追記※産婦人科の先生もこの意見でした。
また、精子は卵管膨大部への移動過程で受精能力を身に着けるため、射精直後は受精できないそうです。
さらに、精子は射精後約1~2時間ほどで卵子のいる卵管へと到着すると考えられています。
そして、精子が受精可能となるのは射精後6時間経ってからという意見が主流のようです。
中には、寿命と受精可能時間は異なり、受精可能時間で見ると、精子は6~36時間、卵子は12時間という厳しい意見もありました。
もっと厳しくいくと、精子の受精可能時間は6~12時間とする方もいました。

諸説ありすぎ!でも排卵とタイミングが何日かずれてても妊娠できてる人の話も聞くよね!
個人差も大きそうですが、短く見積もったほうが安心感はあると思います。
こちらの記事でも紹介しましたが、さらに排卵検査薬と排卵日の関係についてもおさらいしましょう。
日本産婦人科医会の引用ですが、
血中LHサージの持続時間は約48時間、ピークの持続時間は約14時間で、血中LHサージ開始から34~36時間、血中LHサージのピークからは10~12時間で排卵する
https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/
月経予定日の17日前から連日測定し最も発色した日を陽性と判断する。検査陽性から2日以内に排卵を認める確率は91.1%と報告されている
https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/
まとめますと、
寿命と受精可能時間は違う
精子の受精可能時間→射精後6時間以降~36時間(12時間とする意見も)
卵子の受精可能時間→排卵後~12時間
LHサージ開始から34~36時間後に排卵
LHサージのピークからは10~12時間後に排卵
そして、受精するためには、排卵されたときに、すでに卵管膨大部で精子が待機している状態が理想的だと言われています。
自己流タイミング法を図解
そこまで神経質になる必要は無いと思いますが、この記事では、もう少し厳密に自己流タイミングの取り方について考察していきます。
先ほどのデータをもとに、いつタイミングを取るのが効果的なのかを表にして考えました。
私の排卵検査薬の反応結果も併記しています。
私の使用しているBFPの場合、排卵検査薬の陽性から12~36時間で排卵が起こると記載されていました。
オレンジが排卵検査薬の反応時間(強陽性が濃いオレンジ)、ピンクが卵子の受精可能時間、薄い青色が射精後受精能力を獲得するまでに必要な時間、青色のグラデーションの矢印が精子の受精可能時間です。
受精可能時間については、厳しめに、卵子12時間、精子は諸説の間を取って24時間とさせていただきました。

パターンAのタイミングだと、排卵予測1だと可能性はありそうですが、排卵予測2だとすると受精可能な精子の数はもう残り少なくなっていそうです。
パターンBのタイミングでは、排卵予測1だと望み薄で、排卵予測2だと可能性がありそうです。
パターンCのタイミングにすると、排卵予測が1と2どちらでも受精できる可能性が高そうです。
また、妊娠率データで紹介した、日本産婦人科医会の排卵1~2日前が最も妊娠率が高いという情報を上記の図に当てはめてみると、
私の場合、排卵検査薬の弱陽性をLHサージ開始の初期段階で発見できれば、2日前にタイミングを取ることができます。
諸説を踏まえた私が妊娠するためのタイミングの取り方
以上の条件を考えて、私としては弱陽性が出たら一度タイミングを取り、強陽性後、速やかにもう一度タイミングを取ることにします。
しかし、図のように一日一回の検査だと同じ日の朝と晩になってしまいます。
それはさすがに無理なので、できるだけ間隔はあけたいところ。
そのためにも、やはり一日二回の排卵検査薬は欠かせないなと今回思いました。

安い海外製排卵検査薬が役に立つ!
私も使用している排卵検査薬BFPがおすすめです。
どうしても一日一回検査がいいという場合は、朝に検査するよりも、夫婦そろっている夜に検査した方が陽性が出た時にタイミングを取りやすいのではないでしょうか。

以前、仕事前に陽性出たらあわてふためいちゃった…
また、排卵日当日でもタイミングさえ合っていれば妊娠できるので、ダメ押しとして強陽性の翌日も頑張りたいところです。
ちなみに、おりものは私が鈍感すぎてよくわからず、基礎体温はまだ低温期の時期でした。
排卵検査薬が陽性になったのは体温陥落日よりも前で、基礎体温だけだったら排卵日を予測することは困難だったと思います。
しかしながら、排卵検査薬が陽性になった後も、高温期になるまで3日ほどかかり、不安になってしまったので、基礎体温が上昇するまではタイミングを取った方がよかったかもと反省しました。
今回の考察は、排卵検査薬の反応が弱陽性か強陽性かや、個人の体質によっても変わってきます。
なので、一つの意見として参考にしていただき、諸説のうちどれを信じて行動するかはそれぞれにおまかせします。
コメント