【自己流妊活】排卵日っていつ?タイミングはいつ取ればいいかデータから考えた【図解】

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自己流妊活 排卵日のタイミングの取り方を考察

排卵日にタイミングをとれば、妊娠しやすいことはわかっているけど、排卵日がいつかはどうやったらわかるの??

妊活において、妊娠しやすいタイミングを知るためにも、排卵日は正確に知りたいところですよね。

排卵日がわかったところでタイミングをとるのは排卵日当日?前日??二日前??などなどたくさん疑問がわいてきました。

なので今回は、排卵日の特定の仕方や妊娠するためにはタイミングはいつとればいいのかを調べてみました。

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目次

生理周期から計算して排卵日がいつかを予想する

排卵日を特定するには、基礎体温、おりものの変化、病院での卵胞チェック、排卵検査薬など色々な方法があります。

その中でも、一番簡単なのは、月経周期から排卵日を計算して予想する方法です。

いわゆるオギノ式という方法で、月経予定日の12~16日前を排卵時期と考えて計算します。

生理の何日前かを計算するだけなので、非常に簡単ですが、生理周期が一定でないことも多く、万能ではありません。

基礎体温で排卵日がいつかを予想する

次に、基礎体温から排卵日を予想する方法です。

基礎体温と排卵日の関係を調べたところ、排卵日は、ガクッと基礎体温が下がる体温陥落日や、低温期の最終日、基礎体温が上昇し始める日など、さまざまでした。

しかも、人によってだけではなく、体調によっても、周期ごとに変わるそうです。

日本産婦人科医会でもこのように書かれていました。

排卵日の推定には体温陥落日、低温相最終日、高温相初日などあるが基礎体温と排卵日の関連性を調べた報告によると排卵日との一致率は体温欠落日が28.4%、低温相最終日が62.5%と結論づけている

https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/

さらに問題があり、体温陥落日は発生しない人もいるし、低温期の最終日にいたっては、あとから振り返ってみないとわからないです。

私は生理不順だったこともあり、体温陥落日だと思ってタイミングをとっても、まだまだ低温期が続いて高温期にならず、あの日は排卵日じゃなかったんだ…とやきもきすることも多かったです。

私個人としては、基礎体温はその周期を振り返って、排卵できているかを知るには有効ですが、事前に排卵日を特定するにはあまり向かないと思いました。

産婦人科で私の基礎体温表を見せても、排卵日予想は、この3日間の間のどこかだねという幅のある予想でした。

なので、妊娠を急いでいる場合は、排卵検査薬など、ほかの方法と組み合わせてもっと詳しく排卵日を特定してタイミングをとるのがおすすめです。

排卵日予想には基礎体温はあまり役に立ちませんが、自分の体調を知るためのバロメーターとしてはとても優秀なので、測らなくていいというわけではありません。

私は、漢方薬局に通い始めてから、驚くほどに理想的な基礎体温グラフを描き始めたので、やはり体調を知るうえでは重要な指標だと思います。

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のびるおりもの(子宮頚管粘液)で排卵日がいつかを予想する

おりもの(子宮頚管粘液)の変化でも排卵を予測することができます。

おりものに含まれる子宮頚管粘液は、排卵期には精子が子宮にたどり着く手助けをしてくれます

おりものは月経終了後から徐々に増え、排卵期の約2~3日間に多くなります。

その時期のおりものは透明な卵白のようによく伸びます。

指にとってみると10㎝以上も糸を引くようになり、最も量が多くなった1~2日後に排卵が起こります。

ただし、おりものの状態には個人差もありますし、最も量が多いというのはあとから振り返ってみないとわかりません。

なので、のびおりが出たらタイミングの回数を増やすという程度の目安にしかならないでしょう。

ちなみに排卵後はドロっとした粘性のある白濁した状態で、下着に着いたりします。

追記※最近ようやく排卵期のおりものの見分け方がわかってきました!指で確かめるのは抵抗があるので、トイレに行ったときにトイレットペーパーについたおりものを別のペーパーでぺたぺたしてたら、確かにいつもよりよく伸びる日がありました!

病院のエコーで排卵日がいつかを予想する

また、病院でエコーを受けて、卵胞の発育具合からお医者さんに排卵日を予測してもらうという方法もあります。

いわゆるタイミング法という不妊治療の一つでもあります。

きちんと卵胞が発育しているかを直接見てもらえるのがメリットですが、通院にかかる時間や費用が他と比べて大きいのがデメリットになります。

私は不妊検査で2件の病院に行ったのですが、その時に卵胞チェックによるタイミング指導について尋ねてみました。

すると1件目では、生理不順だからいつ排卵するか予測できない、次にいつ卵胞チェックしに来るかは自分で決めてと言われて諦めました。

2件目は、私はホルモン剤に弱く、あまり薬は飲みたくないのに、問答無用で薬を出されてしまったので、通院を辞めてしまいました。

排卵検査薬で排卵日がいつかを予想する

もう一つの方法は、排卵検査薬を使って排卵日を予想する方法です。

排卵検査薬は、尿検査で排卵の指令であるLHサージを検知して排卵の時期をチェックします。

排卵検査薬の陽性から排卵日までの時間は、日本産婦人科医会のHPだと、このように書かれていました。

血中LHサージの持続時間は約48時間、ピークの持続時間は約14時間で、血中LHサージ開始から34~36時間、血中LHサージのピークからは10~12時間で排卵する

https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/

月経予定日の17日前から連日測定し最も発色した日を陽性と判断する。検査陽性から2日以内に排卵を認める確率は91.1%と報告されている

https://www.jaog.or.jp/lecture/4-排卵の予測/

排卵検査薬について、詳しくは別の記事に書いたのでこちらをご覧ください。

【日本製比較】排卵検査薬がわかりにくい時は精度をチェック!【おすすめ】

タイミングをとるのは排卵時期だけでいいのか

妊活となると、排卵時期のタイミング問題を考えがちです。

しかし、私が通っている漢方薬局では、排卵時期にかかわらず、定期的にタイミングをとっていた方が、女性ホルモンも整いやすく、妊活を進めるうえでも効果的だという話を聞きました。

そもそもで、現代人は性交渉の回数が少ない、昔はもっとタイミングをとる回数が多かったという話も聞きます。

世界的に見ても、日本人は性交渉の回数がかなり少ないというデータもあります。

また、排卵時期だけのタイミングだと、男性がプレッシャーを感じてしまいうまくいかないこともあります。

それに、排卵日はずれてしまうことも多々あります。

大前提としては、あまり排卵時期にこだわりすぎずにタイミングをとるのが、妊娠へ近づく一歩なのかもしれません。

排卵日とタイミングの取り方

しかし、残業や出張などで仕事が忙しかったりして、夫婦のタイミングが合わないこともあります。

また、もともと性欲が薄かったり、レス夫婦だったりと、そんなにしょっちゅう頑張れない方もいることでしょう。

なので、今回は排卵時期にフォーカスをあてて、もう少し効率的なタイミングを考えてみることにします。

タイミング法で調べると、一番よく出てくるのが一日おき、つまり2日に一回タイミングをとる方法です。

排卵前に精子がすでに待ち構えている状態が理想的なので、常に精子がいる状態になるようにするためです。

できれば毎日タイミングがとれればいいけれども、しんどいうえに、男性によっては造精機能が追い付かない人もいるので、2日に1回という考え方です。

妊娠率のデータから考えるタイミング法

今度は、妊娠率のデータを参考にしながらタイミング法について考えてみます。

日本産婦人科医会では、次のように述べられています。

タイミング療法における適切な性行為の時期は、排卵6日以前と排卵翌日以降では妊娠率は0となり、排卵の1~2日前が最も妊娠率が高い事をしめしている3)。

https://www.jaog.or.jp/lecture/9-タイミング/

また、このようにも書かれていました。

米国生殖医学会では自然妊娠を目指すための要点を下記のように述べている。

妊娠しやすい時期は、排卵4日前より排卵前日であり頸管粘液の状態も関係する。この時期に1〜2日おきの性交が妊娠しやすい。

https://www.jaog.or.jp/lecture/9-タイミング/

簡単にまとめると、排卵日当日よりも排卵前の1~2日が妊娠しやすく、排卵4日前から1~2日おきにタイミングを取ると妊娠しやすいようです。

卵子と精子の受精可能時間から考えるタイミング法

次は、卵子と精子の受精可能時間からタイミング法について考えてみます。

卵子と精子の寿命については、色々と調べましたが諸説あったので、目安としてお考え下さい。

☆卵管の中での精子の寿命は約72時間

☆排卵された卵子の寿命は約24時間

という見解が一番多く見受けられました。

また、精子は卵管膨大部への移動過程で受精能力を身に着けるため、射精直後は受精できないそうです。

さらに、精子は射精後約1~2時間ほどで卵子のいる卵管へと到着すると考えられています。

そして、精子が受精可能となるのは射精後6時間経ってからという意見が主流のようです。

中には、寿命と受精可能時間は異なり、受精可能時間で見ると、精子は6~36時間、卵子は12時間という厳しい意見もありました。

もっと厳しくいくと、精子の受精可能時間は6~12時間とする方もいました。

成功率を上げるために自己流タイミング法を考えた

排卵日にとらわれすぎずに、日々頑張ってタイミングの回数を増やすのが妊娠するために最もいいとはわかっていても、私たち夫婦は、夫の仕事が忙しく、残業も多いので、そんなに理想通りにタイミングをとることができません。

なので、私は自己流妊活でのタイミング法についても考察してみたいと思います。

そこまで神経質になる必要は無いと思いますが、とりあえずは厳密に考えたいので、先ほどのデータから、厳しめの意見を中心にまとめると以下の通りです。

寿命と受精可能時間は違う

精子の受精可能時間→射精後6時間以降~36時間(12時間とする意見も)

卵子の受精可能時間→排卵後~12時間

LHサージ開始から34~36時間後に排卵

LHサージのピークからは10~12時間後に排卵

そして、受精するためには、排卵されたときに、すでに卵管膨大部で精子が待機している状態が理想的だと言われています。

また、私の使用している排卵検査薬の場合、排卵検査薬の陽性から12~36時間で排卵が起こると記載されていました。

以上をもとに、表を使って効率的なタイミングを考えてみます。

オレンジが排卵検査薬の反応時間(強陽性が濃いオレンジ)、ピンクが卵子の受精可能時間、薄い青色が射精後受精能力を獲得するまでに必要な時間、青色のグラデーションの矢印が精子の受精可能時間です。

受精可能時間については、厳しめに、卵子12時間、精子は諸説の間を取って24時間とさせていただきました。

排卵日とタイミングの取り方
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パターンAのタイミングだと、排卵予測1だと可能性はありそうですが、排卵予測2だとすると受精可能な精子の数はもう残り少なくなっていそうです。

パターンBのタイミングでは、排卵予測1だと望み薄で、排卵予測2だと可能性がありそうです。

パターンCのタイミングにすると、排卵予測が1と2どちらでも受精できる可能性が高そうです。

また、妊娠率データで紹介した、日本産婦人科医会の排卵1~2日前が最も妊娠率が高いという情報を上記の図に当てはめてみると、

私の場合、排卵検査薬の弱陽性をLHサージ開始の初期段階で発見できれば、2日前にタイミングを取ることができます。

そのためには、普段から一日二回の排卵検査薬が必須なことがわかりました。

そして、弱陽性が出始めた段階と、強陽性後すぐのタイミングが効率的なのではないかと推測しました。

今回の考察は、あくまで私が自分用に作成したものであり、すべての方に当てはまるわけではありません。

各個人の体質や使用する排卵検査薬によっても変わるでしょうし、卵子と精子の諸説いついても、どれが本当かは今のところわかりません。

ですが、少しでも今回の私個人の考察が役に立てば嬉しいです。

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